Japanese News: 今月14日めどにデータ分析宣言解除の可能性も西村経済再生相

今月こんげつ14日にちめどにデータ分析ぶんせき宣言せんげん解除かいじょの可能かのう性せいも西村にしむら経済けいざい再生さいせい相しょう

May 4, 2020 22:05

Furigana

緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの延長えんちょう決定けっていを受うけ、西村にしむら経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんは４よん日にち夜よる記者きしゃ会見かいけんし、今月こんげつ14日にちをめどに新あらたな感染かんせん者しゃの数かずやＰＣＲ検査けんさの件数けんすうなど直近ちょっきんのデータを都道とどう府県ふけんごとに分析ぶんせきし、結果けっか次第しだいでは宣言せんげんを解除かいじょすることもあり得えるという見通みとおしを示しめしました。この中なかで西村にしむら大臣だいじんは緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの延長えんちょう決定けっていについて「ここからが大事だいじだ。このウイルスは無む症状しょうじょうの人ひとが感染かんせんを拡大かくだいさせてしまううえ、ウイルスを持もち続つづける人ひともいる。新規しんき感染かんせん者しゃをゼロにすることは非常ひじょうに難むずかしく、気きを緩ゆるめるとまた感染かんせんが拡大かくだいする」と指摘してきしました。

また今後こんごの宣言せんげんの解除かいじょは、

▽直近ちょっきんの２に～３さん週間しゅうかんの新規しんき感染かんせん者しゃ数すうや、

▽経路けいろが分わからない感染かんせん者しゃの割合わりあいが一定いってい以下いかであること、

▽ＰＣＲ検査けんさや医療いりょう提供ていきょう体制たいせいが十分じゅうぶんかどうか、

などを見極みきわめながら判断はんだんする考かんがえを示しめしました。

そして、今月こんげつ14日にちとその１いち週間しゅうかん後ごをめどに都道とどう府県ふけん別べつのデータを専門せんもん家かに詳くわしく分析ぶんせき・評価ひょうかしてもらうとしたうえで、「仮かりに急激きゅうげきに新規しんき感染かんせん者しゃの数かずが増ふえれば『特定とくてい警戒けいかい都道とどう府県ふけん』に入はいる可能かのう性せいもある一方いっぽう、一定いっていの水準すいじゅんを満みたせば解除かいじょすることもあり得える」と述のべました。

また、安倍あべ総理そうり大臣だいじんが賃料ちんりょうの支払しはらいが困難こんなんな事業じぎょう者しゃの負担ふたん軽減けいげんなど追加ついか的てきな対策たいさくを講こうじる考かんがえを示しめしたことを受うけ、西村にしむら大臣だいじんは、補正ほせい予算よさんに計上けいじょうした予備よび費ひ１いち兆ちょう5000億おく円えんの活用かつようも含ふくめ、財政ざいせい措置そちを検討けんとうする考かんがえを示しめしました。

さらに西村にしむら大臣だいじんは「命いのちを守まもることと暮くらしを守まもることの２ふたつのバランスをよく見みながら両方りょうほう実現じつげんしていくことが私わたしに課かせられた課題かだいだ」と述のべました。

そして「データと科学かがく的てき根拠こんきょに基もとづく判断はんだんと対策たいさく、地域ちいきの感染かんせん状況じょうきょうや医療いりょう提供ていきょう体制たいせいの状況じょうきょうに応おうじた段階だんかい的てきな対応たいおう、専門せんもん家か会議かいぎから提案ていあんされた新あたらしい生活せいかつ様式ようしき、『スマートライフ』をどうつくっていくか。この３みっつを実行じっこうしていきたい」と強調きょうちょうしました。