8848
メートルと
広く
認知されている
世界最高峰のエベレスト(
中国名チョモランマ)の
標高を
最新の
技術で
改めて測定するため、
中国政府の
調査隊が
現在、
山頂を
目指していて、
どのような
結果が
出るのか
関心が
集まっています。
国営の
中国中央テレビは、
6日、
世界最高峰のエベレストの
標高を
正確に
測定するための
中国の
調査隊がふもとの
キャンプから
山頂に
向けて
出発したと
伝えました。
中国の自然資源省などによりますと、53人の隊員からなる調査隊は、ことし3月に現地入りし、高地に適応したあと、これまでに山頂周辺の測量を行うなどしていて、今月12日ごろに登頂して山頂の標高の測定を行うということです。
エベレストの標高は、8848メートルが広く認知されていますが、アメリカの調査隊が8850メートル、中国の調査隊が8844メートルなどと、さまざまな測定結果が発表されてきました。
今回の調査隊は、多くの機器を持ち込み、最新の技術を組み合わせて測定するということで、専門家は、今回の測定はこれまでで最も精密なものになると話していて、どのような結果が出るのか関心が集まっています。