今後、進路を西や北へ変えながら、3連休には沖縄県や鹿児島県の奄美地方、西日本に近づくおそれがあります。
進路の予想には幅がありますが、九州などでは台風の接近前から雨が強まるおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。
気象庁によりますと、14日朝早く、東京の小笠原諸島近海で発生した台風14号は、午後3時には、ゆっくりとした速さで北北東へ進んでいます。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の南東側390キロ以内と北西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は今後、発達しながら西寄りに進み、さらに北へ進路を変えて、16日ごろには沖縄県や鹿児島県の奄美地方に近づく可能性があります。
台風の進路によっては、
▽沖縄の大東島地方では、16日から、
▽沖縄本島地方と奄美地方では、3連休初日の17日ごろから、
暴風となるほか、海上は大しけとなるおそれがあります。
台風は、その後、さらに北上し、連休後半の18日と19日にかけて西日本に近づくおそれもあります。
今後の台風の予想には幅がありますが、西日本の太平洋側を中心に台風が近づく前の16日ごろから雨が強まるおそれがあります。
気象庁は、今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。