Báo tiếng Nhật: インフルエンザ新治療薬ゾフルーザ学会が使用基準作成へ

インフルエンザ新しん治療ちりょう薬やくゾフルーザ学会がっかいが使用しよう基準きじゅん作成さくせいへ

Apr 5, 2019 15:04

Furigana

インフルエンザの新あたらしい治療ちりょう薬やく「ゾフルーザ」を投与とうよされた患者かんじゃから薬くすりが効ききにくくなる耐性たいせいウイルスが高たかい割合わりあいで検出けんしゅつされた問題もんだいで、日本にっぽん感染かんせん症しょう学会がっかいは５ご日にち、名古屋なごや市しで緊急きんきゅうセミナーを開ひらき、今後こんご、学会がっかいとしてゾフルーザの使用しよう基準きじゅんを作成さくせいすることを明あきらかにしました。塩野しおの義よし製薬せいやくがゾフルーザという名称めいしょうで製品せいひん化かする「バロキサビルマルボキシル」は、去年きょねん販売はんばいが始はじまった新あたらしいインフルエンザ治療ちりょう薬やくで、国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょの中間ちゅうかん報告ほうこくで、投与とうよされたＡえい香港ほんこん型がたのインフルエンザ患者かんじゃ30人にんのうち22人にんから、薬くすりが効ききにくくなる耐性たいせいウイルスが検出けんしゅつされたことが明あきらかになっています。

この問題もんだいを受うけて日本にっぽん感染かんせん症しょう学会がっかいは、名古屋なごや市しで開ひらかれた学会がっかいで緊急きんきゅうセミナーを開催かいさいしました。

この中なかでは、今回こんかいの調査ちょうさの担当たんとう者しゃが、耐性たいせいウイルスがヒトからヒトに感染かんせんした可能かのう性せいがあるケースが３さん件けん確認かくにんされたと説明せつめいし、登壇とうだんした別べつの専門せんもん家かは、こうした感染かんせんが増ふえると耐性たいせいウイルスが広ひろがるおそれがあると指摘してきしました。そして、セミナーでは、学会がっかいとして本格ほんかく的てきに検討けんとうを行おこない、ゾフルーザの使用しよう基準きじゅんを作つくることを明あきらかにしました。

緊急きんきゅうセミナーを開ひらいた愛知あいち医科いか大学だいがくの三さん鴨かも廣ひろし繁しげる教授きょうじゅは「国内こくない最大さいだい級きゅうの感染かんせん症しょうの学会がっかいとして、この問題もんだいの考え方かんがえかたを示しめし、速すみやかに基準きじゅんを取とりまとめていきたい」と話はなしていました。