日本新聞: ボーイング737型機減産へ誤作動指摘のシステム改修優先

ボーイング737型がた機き減産げんさんへ誤あやま作動さどう指摘してきのシステム改修かいしゅう優先ゆうせん

Apr 6, 2019 07:04

Furigana

アメリカの航空こうくう機き大手おおてボーイングは、インドネシアとエチオピアで起おきた737ＭＡＸ８はちの墜落ついらく事故じこで誤あやま作動さどうが指摘してきされている運航うんこうシステムの改修かいしゅうなどを優先ゆうせんするため、737型がた機きの生産せいさんを今いまのひと月ひとつき当あたり52機きから42機きに大幅おおはばに減へらすと発表はっぴょうしました。ボーイングが５ご日にち、発表はっぴょうした声明せいめいによりますと、737型がた機きの生産せいさんについて今月こんげつ中旬ちゅうじゅんから減産げんさんを始はじめ、これまでの月間げっかん52機きから42機きに減へらすということです。

737型がた機きの生産せいさんの大だい部分ぶぶんが事故じこ機きと同おなじモデルの737ＭめがＡえいＸえっくすと見みられています。

今回こんかいの大幅おおはばな減産げんさんについて、声明せいめいの中なかでマレンバーグＣＥＯは、「737ＭめがＡえいＸえっくすの納入のうにゅうが停止ていししており、運航うんこうシステムの新あたらしいソフトウエアの認証にんしょうや運航うんこう再開さいかいに注力ちゅうりょくするためだ」と説明せつめいしています。

また、今回こんかい、減産げんさんしても従業じゅうぎょう員いんの雇用こようは維持いじするとしています。ボーイングが力ちからを入いれる小型こがた旅客機りょかくきの737ＭめがＡえいＸえっくすシリーズは、ことし２月にがつ末まつの時点じてんで、5012機きを受注じゅちゅうし、376機きを納入のうにゅうしていますが、4600機き以上いじょうの注文ちゅうもんが残のこっています。