17
日午前、
福井県鯖江市の
小学校で、18
日の
体育大会の
練習をしていた
児童が
熱中症と
見られる
症状を
訴え、
合わせて29
人が
病院に
運ばれました。
消防によりますと、
いずれも
症状は
軽いということです。
17日午前10時半すぎ、鯖江市神明町の鳥羽小学校から、「児童が熱中症のようだ」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、児童が頭痛や吐き気などの熱中症と見られる症状を訴えていて、このうち29人を病院に運んだということです。消防によりますと、症状はいずれも軽いということです。
鯖江市教育委員会によりますと、当時、小学校のグラウンドでは、およそ470人の全校児童が参加して、18日に開かれる予定の体育大会の練習が行われていたということです。
学校では午後からの授業を取りやめ、全員下校させる措置をとったということです。
鯖江市教育委員会では学校関係者から話を聞いて、当時の状況を調べています。
福井地方気象台によりますと、17日の福井県内は晴れて午前中から気温が上がり、鯖江市に隣接する福井市では、午前10時半の時点で気温が26度と夏日になっていました。