日本新聞: 池袋の母子死亡事故 87歳のドライバーから任意で聴取

池袋いけぶくろの母子ぼし死亡しぼう事故じこ 87歳さいのドライバーから任意にんいで聴取ちょうしゅ

May 18, 2019 10:05

Furigana

東京とうきょう池袋いけぶくろで歩行ほこう者しゃなどが乗用車じょうようしゃに次々つぎつぎにはねられて、２に人にんが死亡しぼうし10人にんが重軽傷じゅうけいしょうを負おった事故じこで、警視庁けいしちょうは18日にち、乗用車じょうようしゃの87歳さいのドライバーを警察けいさつ署しょに呼よんで任意にんいで事情じじょうを聴きいています。警視庁けいしちょうは、アクセルの踏ふみ間違まちがいなど運転うんてんミスが原因げんいんとみて調しらべています。先月せんげつ19日にち、東京とうきょう豊島としま区く東池袋ひがしいけぶくろで、乗用車じょうようしゃが暴走ぼうそうして歩行ほこう者しゃなどを次々つぎつぎにはね、自転車じてんしゃに乗のっていた松永まつなが真菜まなさん（31）と長女ちょうじょの莉子りこちゃん（３さん）が死亡しぼうし、10人にんが重軽傷じゅうけいしょうを負おいました。

運転うんてんしていたのは旧きゅう通産省つうさんしょうの幹部かんぶだった飯塚いいづか幸三こうぞう元もと職員しょくいん（87）で、けがをして入院にゅういんしていましたが、18日にちに退院たいいんしたことから、警視庁けいしちょうが任意にんいで事情じじょうを聴きいています。

元もと職員しょくいんは午前ごぜん10時じすぎにタクシーで警察けいさつ署しょの前まえに到着とうちゃくし、サングラスにマスク姿すがたでつえをついていました。

記者きしゃの呼よびかけに対にたいしては「申し訳もうしわけありません」とだけ話はなして建物たてものに入はいりました。

事故じこの直後ちょくご、「アクセルが戻もどらなくなった」と話はなしていましたが、警視庁けいしちょうが調しらべたところ車くるまに不ふ具合ぐあいは見みつからなかったということです。

ドライブレコーダーの映像えいぞうなどから乗用車じょうようしゃは事故じこを起おこしたとき、制限せいげん速度そくどを大幅おおはばに上回うわまわる時速じそく100キロ前後ぜんごのスピードが出でていたとみられていて、警視庁けいしちょうはアクセルを誤あやまって踏み込ふみこむなど運転うんてんミスが原因げんいんとみて捜査そうさしています。

池袋いけぶくろの母子ぼし死亡しぼう事故じこ 87歳さいのドライバーから任意にんいで聴取ちょうしゅ

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