昨年、労働災害で死傷した外国人労働者は前年に比べて、14・2%増です。過去最多の2847人だったことが分かりました。4月から外国人労働者の受け入れを拡大する新制度が始まって、同省は「多言語で教材をつくるなど外国人労働者向けの安全対策を強化する」と発表しました。
厚労省によると、労災による外国人労働者の死傷者数は7年連続の増加で、10年前(1443人)から倍増しました。
一方、日本人を含む労働者全体の死傷者数は前年に比べると、5・7%増の12万7329人でした。3年連続の増加でした。全体の死亡者数は前年比7・1%減で過去最少の909人でした。