北海道浦幌町の
道東自動車道で20
日午後、
空港の
連絡バスとタンクローリーが
衝突する
など、
3か所で
事故が
相次ぎ、
消防によりますと、
合わせて14
人がけがをして
病院に
搬送されました。
現場付近では
強い風が
吹き、
近くの
畑から
飛ばされてきた
土ぼこりで
視界が
悪くなっています。20
日午後1時すぎ、
浦幌町の
道東自動車道で、
釧路空港から
帯広市内に
向かっていた
連絡バスやタンクローリー、
それに
トラックや
軽乗用車の
合わせて
4台が
関係する
事故がありました。
道東自動車道では、このほか2か所で、車どうしの衝突や車の単独事故が相次ぎ、消防によりますと、3つの事故で合わせて14人がけがをして病院に搬送されました。詳しい程度などは分かっていません。
バスなど4台が関係した事故の現場付近では強い風が吹き、NHKが取材した映像によりますと、近くの畑から飛ばされてきた土ぼこりが舞い上がって視界が悪くなり、路面や車の屋根に積もっているのが分かります。
連絡バスは、北海道拓殖バスが運行していたということです。警察はさらに詳しい状況や事故の原因を調べています。
この影響で道東自動車道は、浦幌インターチェンジと本別インターチェンジの間で上下線とも通行止めが続いています。
「白くかすんで見えない状況」
事故のあと現場を訪れた道路のパトロールを請け負っている会社の社員は「100メートル先が砂ぼこりで白くかすんで見えない状況だった。6年前から毎日、パトロールをしているが、こんなに視界が悪くなったのは初めてだ」と話していました。
この社員によりますと午前11時ごろに現場をパトロールした際には視界は悪くなかったということで、その後、急激に状況が変化したとみられるということです。