前線の
影響で、
大気の
状態が
不安定になり
東海や
関東甲信で
雨が
激しく
降っています。
東海や
関東甲信では
昼すぎにかけて
局地的に
雷を
伴って
1時間に50
ミリ以上の
非常に
激しい雨が
降るおそれがあり、
土砂災害や
川の
増水などに
警戒が
必要です。
気象庁によりますと、
前線や
湿った
空気の
影響で
大気の
状態が
非常に
不安定になり、
東海や
関東甲信に
発達した
雨雲がかかっています。
午前10時までの1時間には、
▽国土交通省が静岡県裾野市に設置した雨量計で55ミリの非常に激しい雨を観測したほか、
▽神奈川県が山北町に設置した雨量計で33ミリの激しい雨を観測しました。
静岡県ではこの24時間の雨量が300ミリを超えているところがあり、土砂災害の危険性が非常に高まっているとして「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
前線は次第に東へ移動し、東海ではこのあと数時間、関東甲信では昼すぎにかけて局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
22日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東海、関東甲信、伊豆諸島で180ミリと予想されています。
また東日本と北日本の太平洋沿岸を中心に風が非常に強まり、海上では波が高くなる見込みで、東北と関東の沿岸では6メートルの大しけが予想されています。
気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地の浸水、高波に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。