長崎県の
佐世保共済病院で
パソコンから
コンピューターウイルスが
検知され、
院内のネットワークを
遮断した
影響で、
新規や
救急の
患者の
受け入れを
原則見合わせていることが
分かりました。
佐世保市島地町にある
佐世保共済病院では、
今月28
日に
放射線検査機器に
接続している
パソコンから
コンピューターウイルスが
検知され、さらに、
電子カルテを
扱うパソコンからもウイルスが
検知されました。
病院は被害の拡大を防ぐため、院内のパソコンや検査機器をつないで電子カルテの情報などをやり取りするシステムのネットワークを遮断しました。
この影響で診察に時間がかかるようになったため、原則、新規や救急の患者の受け入れを見合わせているということです。
病院は佐世保市中心部にあり、外来患者だけでも一日平均で500人ほどが利用し、このうち新規の患者はおよそ90人だということです。
病院によりますと、システムが復旧し新規や救急の患者の受け入れができるようになるのは早くても週明けごろだということです。
佐世保共済病院は「多大なご迷惑をおかけして申し訳なく思っています。今後このようなことが起きないようセキュリティーの強化に努めていきます」としています。