3日夜、
大阪 此花区で
乗用車が
歩道に
突っ込んで、
幼い子ども
2人を
含む4人がけがをし、
警察は
運転していた80
歳の
男を
その場で
逮捕しました。
調べに対し「
アクセルと
ブレーキを
踏み
間違えた」と
供述しているということで、
警察が
事故の
詳しいいきさつを
調べています。
3日午後6時半ごろ、
大阪 此花区に
あるスーパー「ライフ
此花伝法店」の
駐車場から
急発進した
乗用車が、
歩道にいた
歩行者などをはねました。
警察などによりますと、この事故で
▽2歳くらいの男の子、
▽7歳くらいの女の子、
▽2人の子どもの母親の28歳の女性、
▽53歳の女性、の合わせて4人が頭や足などに軽いけがをしました。
これまでの調べで、乗用車はバックで敷地内の駐輪場付近にいた子ども2人と母親をはねたあと、そのまま歩道に飛び出して53歳の女性をはね、そこから今度は前進して看板の支柱に突っ込んで止まったということです。
現場では複数の自転車が横倒しになり、車止めとみられるポールも根元から折れていました。
警察は、乗用車を運転していた近くに住む増永弘明容疑者(80)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対し「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているということで、警察が事故の詳しいいきさつを調べています。
目撃した人「ぼう然とした状態でパトカーに」
現場に居合わせた男性は「小学生の女の子が泣きじゃくっていた。運転手は年配の男性で、ぼう然とした状態でパトカーに乗せられていた」と話していました。
近くに住む女性は「ちっちゃい子の靴が現場にあって痛ましい。無事であってほしい」と話していました。
現場近くに住む72歳の女性は「車は駐輪場に突っ込んだあと一度バックで車道に出て、再び駐輪場に突っ込んだと聞いている。この時間帯は子ども連れのお母さんがたくさんいる。こんな事故が起きてしまい悲しいです」と話していました。