8日朝、
日本航空グループの
日本トランスオーシャン
航空の
機長から、
乗務前の
検査で
アルコールが
検出され、
交代の
パイロットが
確保できなかったため
2便が
欠航しました。
アルコールが検出されたのは、8日午前6時40分に羽田空港を出発し、宮古空港に向かう便に乗務する予定だった日本トランスオーシャン航空の男性機長です。
国の新たな基準では、アルコールがわずかでも検出された場合の乗務が禁じられていて、会社によりますと、男性機長の呼気から乗務前の検査でアルコールの陽性反応があったということです。
その後、交代のパイロットが確保できなかったため、この便が欠航したほか、同じ機体を使って宮古空港から那覇空港に向かう予定だった便も欠航し、乗客合わせて278人に影響が出ました。
日本トランスオーシャン航空は「お客さまに大変なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。深くおわび申し上げます」とコメントし、機長から聞き取りを行うなど詳しい状況を調べています。