福岡市では
G20=
主要20
か国の
財務相・
中央銀行総裁会議が
始まりましたが、
会場では
8日夜、
各国の
政府関係者などに
地元の
食文化などを
楽しんでもらうイベントが
開かれ、
名物の
豚骨ラーメンが
人気を
集めていました。
G20の
財務相・
中央銀行総裁会議は、
8日、
福岡市で
開幕しました。20の
国と
地域の
財務大臣や
中央銀行総裁、
それに、
世界銀行などの
国際機関の
代表らが
集まっていて、
政府関係者や
報道陣も
含めると
国内外から1000
人以上の
関係者が
福岡市を
訪れています。
会場のホテルで8日夜、そうした関係者らを歓迎する福岡市主催のイベントが開かれました。この中では、およそ300年の歴史があるとされる地元の伝統芸能、「博多をどり」が披露され、多くの人が食事の手を休め、静かに見入っていました。
このほか、地元の料理もふるまわれ、名物の豚骨ラーメンに長い行列ができていました。このラーメンは、イスラム教徒の関係者のために豚を一切使わず、鶏などでだしをとって豚骨味に近づけたもので、多くの関係者の人気を集めていました。
インドネシアの中央銀行の男性職員は、「私はイスラム教徒なので、名物のラーメンに工夫してくれたおもてなしをとてもうれしく思いました。会議が終わったら、福岡のことをもっと調べてみたいと思います」と話していました。