アフリカ中部コンゴ民主共和国でエボラ出血熱の流行が続き、昨年8月に流行が始まってからの患者数は計2000人に迫っていることが分かりました。
同国の保健当局が2日に発表したところによると、これまでに報告された患者数は1994人に達し、このうち1900人の感染が確認されました。
1339人の死亡が報告され、うち1245人が確認されているということです。
世界保健機関(WHO)は先月、コンゴでのエボラ対策を妨げる要因として武装集団による襲撃、医療施設や人員の不足、感染地域への交通の便を挙げ、WHOがこれまで扱ったなかでも非常に困難な状況だとの見方を示していました。