原則、
飛行が
禁止されている
東京駅付近でドローンを
飛ばしたとして、
北京市交通局の
中国人の
研究員が
航空法違反の
疑いで
警視庁から
事情聴取を
受けていたことがわかりました。
この研究員は
首脳会談などが
行われる
迎賓館でもドローンを
飛ばし、「
個人的な
趣味で
撮影していた」と
説明していて、
警視庁が
注意を
呼びかけています。
事情聴取を受けたのは北京市交通局に勤める中国人の50代の研究員で、今月7日、東京駅から皇居に向かう通りでドローンを飛ばしたところ、警戒にあたっていた機動隊員から止められました。
皇居周辺や都市部の人口密集地の上空では原則、ドローンの飛行が禁止されています。
警視庁が航空法違反の疑いで事情を聴くとともに、ドローンを調べたところ、ほかにも首脳会談などが行われる港区赤坂の迎賓館を撮影した映像が残されていて、滞在先のホテルの庭からドローンを飛ばしたことを認めたということです。
研究員はすでに帰国していますが、当時は地下鉄の視察に訪れていて、調べに対し「上空から写真を撮るのが趣味で中国から持ってきたドローンで撮影していた。撮影が禁止されているとは知らなかった」と説明しているということです。
警視庁が注意を呼びかけています。