警察によりますと、このショッピングセンターで、水色の野球帽やえんじ色の長袖のジャンパーなどを購入。店からは「右手に血が付いた男の人が服を買いに来た」という通報が警察に寄せられていました。
その後、北へ北へと逃走を続けた飯森容疑者の姿は、各地の防犯カメラに捉えられていました。
午前9時44分ごろ。
イオンから北西に2キロほどの箕面市の国道沿いのホームセンターに立ち寄っているのが、店の防犯カメラに写っていました。
警察によりますと、この店では虫よけのグッズを購入したということです。
午前10時47分。
ホームセンターから北に1キロほどのコンビニエンスストアの防犯カメラに、飯森容疑者が入店する様子が写っていました。このコンビニでは、携帯電話の充電器や電池を購入したということです。
また、確保現場近くの店舗の防犯カメラには、容疑者とみられる男の姿が写っていました。
記録されていたのは、16日午前10時50分ごろで南の方向から、山の方向に向かって、歩く姿が捉えられていました。
長袖のジャンパーに黒っぽいズボン、それにスニーカーをはき、リュックサックを背負っているのがわかります。手には白い袋を持っています。
その後、周辺の防犯カメラは、飯森容疑者が北側の山の方向に向かう様子や、町なかに戻ってくる姿を捉えていました。
午後8時すぎ、山の方向に向かって以降、その姿は確認されず、警察は山中に潜伏した疑いを強めました。
そして17日朝早くから捜索した結果、午前6時34分、山中のベンチに横たわっているところを発見しました。
現場の交番からは、北に8キロほど離れた場所でした。
確保された現場は
飯森容疑者が確保された現場は、大阪 箕面市の山中で、ふもとから20分ほど登ったところにある木製のベンチの上でした。
警察官が発見したとき、飯森容疑者は横たわった状態で、奪った拳銃はビニール袋に入れてベンチの下に置いていたということです。
ベンチは丸太を組み合わせたような作りで長さはおよそ2メートルほどあります。
周囲は木々に囲まれていて薄暗い場所です。
地元の人によりますと、地元の人以外でもハイキングをする人などが時々、通っている山道だということです。