일본어 뉴스: 相続制度今月から大きく変更高齢化に伴うトラブル防止へ

相続そうぞく制度せいど今月こんげつから大おおきく変更へんこう高齢こうれい化かに伴ともなうトラブル防止ぼうしへ

Jul 7, 2019 04:07

Furigana

高齢こうれい化かの進展しんてんに伴ともなう相続そうぞくのトラブルなどを防ふせごうと、今月こんげつから相続そうぞくの制度せいどが大おおきく変かわりました。

このうち、残のこされた配偶はいぐう者しゃなどの生活せいかつを守まもるための「特別とくべつ寄与きよ」の制度せいどは、介護かいごなどを続つづけた親族しんぞくが相続そうぞく人じんに金銭きんせんを請求せいきゅうできるというものです。

例たとえば、妻つまが夫おっとを亡なくしたあとも義理ぎりの親おやの介護かいごをして、その後そのご、親おやが亡なくなっても妻つまは法定ほうてい相続そうぞく人じんではないため、これまでは金銭きんせんの請求せいきゅうはできませんでした。

今月こんげつからは、相続そうぞく人じんにあたる夫おっとの兄弟きょうだいなどに対にたいし、「特別とくべつ寄与きよ料りょう」として金銭きんせんを請求せいきゅうできるようになりました。金額きんがくは、原則げんそくとして当事者とうじしゃどうしで話し合はなしあうことになります。

また、亡なくなった人ひとの預貯金よちょきんをめぐる制度せいども始はじまりました。亡なくなった人ひとの預貯金よちょきんは遺言ゆいごんがない場合ばあい、遺産いさん分割ぶんかつの対象たいしょうとなるため、分割ぶんかつの協議きょうぎが終おわるまでは原則げんそく、引き出ひきだすことができませんでした。

このため、預貯金よちょきんがあっても葬儀そうぎの費用ひようなどに使つかえず、遺族いぞくが困こまるケースがありました。

今月こんげつからは、遺産いさん分割ぶんかつの前まえでも１ひとつの金融きんゆう機関きかんにつき150万まん円えんを上限じょうげんに、預貯金よちょきんの法定ほうてい相続そうぞく分ぶんの３さん分ぶんの１いちにあたる金額きんがくを口座こうざから引き出ひきだせるようになりました。

およそ40年ねんぶりに大幅おおはばに見直みなおされた相続そうぞく制度せいどは、今後こんごも変更へんこうされることになっていて、法務省ほうむしょうはホームページなどで制度せいどの内容ないようを確認かくにんするよう呼よびかけています。

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