17
日、
富山市内の
複数の
小中学校や
保育施設で、
下痢や
腹痛などの
症状を
訴えて、
合わせて460
人余りの
子どもや
教職員が
欠席しました。
富山市は
学校や
保育施設の
給食や
おやつが
原因の
集団食中毒の
可能性があるとみて
調べています。
富山市教育委員会によりますと、17日、富山市内の小中学校で下痢や腹痛、おう吐、発熱などの症状を訴えて学校を欠席する児童や生徒が相次ぎ、午前9時半の時点で欠席者は、教職員も含めて、小学校9校、中学校4校で合わせて391人に上っています。
また、富山市こども保育課によりますと、市内の5つの保育施設でも同じように下痢や腹痛などの症状を訴えて欠席する子どもが相次ぎ、欠席者は午前11時の時点で合わせて73人となっています。
いずれも、入院している人や重症者はいないものの、その後も体調不良を訴えて、早退する子どもが出ているということです。
学校の給食や保育施設のおやつに共通する食材があることから、富山市は集団食中毒の可能性もあるとみて、一部の食材の提供を取りやめるとともに、保健所に調査を依頼して詳しい原因を調べています。