Báo tiếng Nhật: 日本初の長編アニメ「白蛇伝」の制作資料みつかる京都

日本にっぽん初はつの長編ちょうへんアニメ「白蛇しろへび伝でん」の制作せいさく資料しりょうみつかる京都きょうと

Oct 26, 2019 20:10

Furigana

日本にっぽん初はつの長編ちょうへんカラーアニメーション映画えいがとして61年ねん前まえに公開こうかいされた「白蛇しろへび伝でん」の絵えコンテなどの資料しりょうが見みつかり、専門せんもん家かは草創そうそう期きのアニメの制作せいさく過程かていが分わかる貴重きちょうな資料しりょうだとしています。

「白蛇しろへび伝でん」は東映動画とうえいどうが、今いまの東映とうえいアニメーションが、昭和しょうわ33年ねんに公開こうかいした日本にっぽんで初はじめての長編ちょうへんカラーアニメーション映画えいがでＮＨＫえぬえいちけいの連続れんぞくテレビ小説しょうせつ、「なつぞら」で登場とうじょうした作品さくひんのモデルにもなりました。

見みつかった資料しりょうは、アニメーターがキャラクターの立体りったい感かんを考かんがえる際さいに使つかわれたとされる粘土ねんど模型もけい４よん体たいや、全体ぜんたいの構成こうせいを指示しじする絵えコンテの第だい１いち稿こうなどおよそ40点てんです。

このうち動画どうがの資料しりょうでは、キャラクターの動うごきが、鉛筆えんぴつの線せん１いち本ほんで描えがかれていて、当時とうじのアニメ制作せいさくの丁寧ていねいさや精密せいみつさがうかがえるということです。

これらの資料しりょうは京都きょうと市し右京うきょう区くの東映とうえい太秦うずまさ映画えいが村むらで、ことし４月しがつから始はじめた資料しりょう整理せいりの過程かていで見みつかったということです。

「なつぞら」の時代じだい考証こうしょうをつとめたアニメーターの小田部おたべ羊ひつじ一いちさんは「日本にっぽん初はつの長編ちょうへんカラーアニメがどのように作つくられたか分わかるもので、資料しりょうが散逸さんいつする中なか、これだけ重要じゅうような資料しりょうが多おおく見みつかったことに大変たいへん驚おどろいている」と話はなしていました。