千秋楽から一夜明け
11月場所は、二横綱・二大関が休場し、大関としてただ1人出場を続けた貴景勝が、小結 照ノ富士との優勝決定戦を制し、おととしの九州場所以来となる2回目、大関としては初めての優勝を果たしました。
千秋楽から一夜明けた23日、貴景勝はオンラインで会見し「初優勝のときは夢みたいで気付けば優勝している感じだったが、今場所は直接対決もあり、つかみ取ったなという感じがある」と心境を話しました。
そのうえで、トップを守り続けた15日間については「先場所は追う状況で追いつけなかったので1つの星の重みを感じた。頑張らないとあすがないという視点でやった」と振り返りました。
大関としては初優勝に
大関としての初優勝については「ふんばってきてよかったなと思う。調子が悪いときに支えてもらった人たちに土俵で恩を返せたとほっとしている」と話しました。
そして、「綱とり」に挑む次の初場所に向けては「何か変わることはないが、初場所までやれることをやりきって、しっかり勝負していきたいなと思う」と決意を示しました。
入籍も明らかに
また、貴景勝は、婚約していた元大関 北天佑の次女、千葉有希奈さんと入籍したことを明らかにしました。