일본어 뉴스: 大阪府「赤信号」初点灯不要不急の外出控えるよう呼びかけへ

大阪おおさか府ふ「赤あか信号しんごう」初はつ点灯てんとう不要ふよう不急ふきゅうの外出がいしゅつ控ひかえるよう呼よびかけへ

Dec 3, 2020 20:12

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの重症じゅうしょう患者かんじゃの急増きゅうぞうを受うけて、大阪おおさか府ふは3日にち夜よる、緊急きんきゅうの対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎを開ひらき、府内ふないの医療いりょう体制たいせいがひっ迫ひっぱくしているとして、独自どくじに設もうけた「大阪おおさかモデル」で「非常ひじょう事態じたい」を示しめす赤あか信号しんごうを初はじめて点灯てんとうさせることを決きめました。また、すべての府民ふみんに対にたいし、4日にちから今月こんげつ15日にちまでの期間きかん、できるかぎり不要ふよう不急ふきゅうの外出がいしゅつを控ひかえるよう呼よびかけることも決きめました。大阪おおさか府ふでは、2日にちに発表はっぴょうさ重症じゅうしょう患者かんじゃ数すうが、1日にちとしては過去かこ最多さいたの131人にんに上のぼり、重症じゅうしょう患者かんじゃを受け入うけいれる病床びょうしょうの使用しよう率りつも63.6％と、「大阪おおさかモデル」で「非常ひじょう事態じたい」を示しめす赤あか信号しんごうに変かわる基準きじゅんの70％に迫せまっています。

こうした状況じょうきょうを受うけて、大阪おおさか府ふは3日にち夜よる、緊急きんきゅうの対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎを開ひらき、冒頭ぼうとう、吉村よしむら知事ちじは「医療いりょう提供ていきょう体制たいせいが非常ひじょうにひっ迫ひっぱくしている。特とくに重症じゅうしょう者しゃへの提供ていきょう体制たいせいがひっ迫ひっぱくしており、医療いりょうにおける非常ひじょう事態じたい宣言せんげんと言いえるような状況じょうきょうだ。医療いりょう提供ていきょう体制たいせいをなんとか守まもり、命いのちを守まもることを第だい一いちに対策たいさくを取とっていきたい」と述のべ、危機きき感かんを示しめしました。

会議かいぎでは、重症じゅうしょう患者かんじゃ数すうが、このまま横よこばいで推移すいいした場合ばあいは12月つき8日にちに、また、1.2倍ばいで推移すいいした場合ばあいは今月こんげつ7日にちに、病床びょうしょうの使用しよう率りつが70％に達たっする見込みこみであることが報告ほうこくされました。

そのうえで、府民ふみんに行動こうどう変容へんようを一層いっそう促うながすことで感染かんせん拡大かくだいをおさえ、医療いりょう崩壊ほうかいを防ふせごうと、「大阪おおさかモデル」で初はじめて赤あか信号しんごうを点灯てんとうさせることを決きめました。

そして、すべての府民ふみんに対にたいし、4日にちから12月つき15日にちまでの12日間にちかん、できるかぎり不要ふよう不急ふきゅうの外出がいしゅつを控ひかえるよう呼よびかけることを決きめました。

府民ふみんへの不要ふよう不急ふきゅうの外出がいしゅつ自粛じしゅくの要請ようせいは、国くにが緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんを出だした、ことし4月つき以来いらいとなります。

さらに、大阪おおさか・北きた区くと中央ちゅうおう区くの酒類しゅるいを提供ていきょうする飲食いんしょく店てんなどを対象たいしょうとした営業えいぎょう時間じかん短縮たんしゅくの要請ようせいについても、12月つき11日にちまでとしていた期間きかんを今月こんげつ15日にちまで延長えんちょうすることを決きめました。