北朝鮮に
拉致されてから41
年がたち、
一緒に
拉致された
母親の
消息が
分かっていない
曽我ひとみ
さんが17
日、
新潟県佐渡市で
署名活動を
行い、すべての
被害者の
救出を
呼びかけました。
曽我ひとみ
さんは
昭和53
年の
8月、
新潟県佐渡市の
自宅近くで、
母親のミヨシさんとともに
北朝鮮に
拉致されました。
曽我さんは
平成14
年に
帰国しましたが、ミヨシさんの
消息は
今も
分かっていません。
拉致から今月で41年がたち、曽我さんは17日、佐渡市内のイベント会場で、すべての被害者の救出を求める署名活動を行いました。
曽我さんはミヨシさんについて「母はことし12月で88歳になり、米寿を迎えます。佐渡で母の米寿を祝ってやりたいです」と母への思いを語りました。
また、北朝鮮がミサイルとみられる飛しょう体を相次いで発射していることについては、「ミサイルの発射をやめて、みんなが仲よく静かに暮らせる日が来ることと、拉致被害者が1日も早く帰国できることを願っています」と話しました。
そのうえで、「暑い中、署名してくれた人たちの温かい気持ちをこれからも力に変えて、拉致問題が解決する日まで一生懸命やっていきたい」と述べ、署名した人たちに感謝の気持ちを伝えていました。