西アフリカのナイジェリアで
今月13
日に
幼稚園と
小学校が
入った
ビルが
崩壊した
事故で、
地元当局は
これまでに20
人の
死亡を
確認したと
発表しました。
地元当局は、
幼稚園と
小学校が
違法に
設置されたものだとして、
事故の
全容解明に
向けて
本格的な
調査に
乗り出すことを
明らかにしました。ナイジェリアの
最大都市ラゴスで13
日、
事務所の
ほか、
幼稚園と
小学校が
入った
ビルが
突然、
崩れ落ちました。
建物の中には当時、大勢の子どもたちがいたとみられ、地元当局が救助活動を進めた結果、これまでに45人を救助する一方、20人の死亡が確認されたということです。
地元当局は14日、すでに事故に巻き込まれた全員を発見したとして、救助活動を打ち切りました。
今回の事故を受けて、ラゴスの州知事は、幼稚園と小学校が違法に設置されたものだとしたうえで、事故の全容解明に向けて本格的な調査に乗り出すことを明らかにしました。
アフリカで最も多い2億人近い人口を抱え、人口が増え続けているナイジェリアでは、建築に関する法整備が行き届いていないことから、建物の崩壊事故がたびたび起きています。