2週間後に
控えた
皇位継承に
伴う新しい元号の
発表について、
安倍総理大臣は
参議院予算委員会で、
発表者は
検討中だとしたうえで、
総理大臣談話を
出すことも
含めて
検討していることを
明らかにしました。
また菅官房長官は
安定的な
皇位継承の
確保などの
課題について、
皇太子さまの
即位後、
早い時期から
検討を
始める考えを
示しました。
この中で
安倍総理大臣は
2週間後に
控えた
皇位継承に
伴う新しい元号の
発表について、「
発表者も
含めて
現在検討中だ。
新たな
元号が
広く
国民に
受け入れられ、
日本人の
生活の
中に
深く
根ざしたものと
なるよう、
国民にわかりやすい
形で
伝わるようにしていきたい」と
述べました。
そのうえで、「総理大臣談話を出すのか」と質問されたのに対し「どういう形で発表していくのがいいのか、今、言われたことなども含めて現在検討しているところだ」と述べました。
また菅官房長官は安定的な皇位継承の確保などの課題について、国家の基本に関わる極めて重要な問題であり、慎重かつ丁寧に検討を行う必要があるとしたうえで、検討を始める時期について、「即位されたのちと考えている。そんなに時間は待たないでと思っている」と述べました。
さらに宮内庁の西村次長は、皇太子さまが新しい天皇に即位されたことをお祝いする一般参賀を5月4日に行うことを決めた理由について、「即位後なるべく早く実施したほうが多くの国民が喜ぶのではないかとの声を受け宮内庁で検討して決定した。両陛下の日程や、10連休の間がいいだろうということなど、さまざまなことを総合的に勘案した」と述べました。