自動運転技術などを
活用した
新たな
交通サービスの
展開を
目指し、
トヨタ自動車とソフトバンクが
立ち
上げた
新会社に、「ホンダ」が
出資することになりました。
自動車業界の
経営環境が
激変する
中、トヨタとホンダという
日本の
大手メーカーどうしが
手を
組むことになります。
発表によりますと、トヨタとソフトバンクが
立ち
上げた
新会社「モネ テクノロジーズ」にホンダが
2億4995
万円を
出資して
株式の
9%
余りを
取得する
ほか、トヨタ
グループの「
日野自動車」もホンダと
同じ規模の
出資を
行います。
モネ テクノロジーズは今後100を超える自治体と連携し、トヨタが開発を進める自動運転技術を搭載した電気自動車で、新たな交通サービスの展開を目指しています。
今回の資本提携でホンダは今後の実証実験に参画する一方、新会社としてはホンダの車両から得た走行データを活用するなどして新しい交通サービスの分野で主導権を握りたい考えです。
この分野は海外のIT大手など異業種の参入が相次いでいて、自動車業界の経営環境が激変する中、トヨタとホンダという日本の大手メーカーどうしが手を組むことになります。
トヨタ自動車の豊田章男社長は東京 港区で開かれた発表会で、「新会社にホンダと日野自動車も入るということで、自動車業界が非常にオープンな形で第一歩を踏み出すことができた」と述べました。