引退したイチロー
選手のチームメイトで、マリナーズのセカンドを
守るディー・ゴードン
選手が28
日、
地元紙の「シアトル・タイムズ」にイチロー
選手への
感謝を
伝える全面広告を
掲載しました。「
サンキュー イチロー」と
題した
メッセージでは、「すばらしい
友達と、
大好きな
選手でいてくれて
ありがとう」と
書き出しています。
現在30
歳のゴードン
選手は15
年前、
大リーガーだった
父親とともに、イチロー
選手に
会った
日を
思い起こし、「2004
年にヒューストンで
開催されたオールスター
ゲームで
あなたに
会った。
午後3時、すでにグラウンドで
試合の
準備をしていた。
他の
どの選手も
同じようなことはしていなかった」とイチロー
選手が
試合前に、
入念に
準備を
行う姿が
目に
焼き付いたことを
記しています。
2012年にドジャースの選手として、マリナーズと対戦した際、ショートを守っていたゴードン選手は、イチロー選手と再び出会ったエピソードとして、「守ることよりもイチローがヒットを打つ姿に注意を向けてしまった。ごめんよ、ドジャース。でも、イチローがいたんだ。わかるだろう?」と記し、自身、大リーグの選手になったあとも少年時代の憧れのまま、イチロー選手を見ていたことを明かしています。
そして、2015年にマーリンズでチームメイトになった際には、イチロー選手からどんなことでも可能なかぎり助けになると言われて、心を強く打たれたとしています。
メッセージを送る方法に地元紙の全面広告を選んだ理由については、「ツイッターやインスタグラムは今回の場合は、適切ではないと思った。どれだけ感謝しているかをできるだけ大きな声として知らせたかった」と述べています。
そして、最後に「友情と導きがなければ、また、秘密を教えてくれていなかったならば、ディー・ゴードンという首位打者はいなかった。あなたはこの先もずっと自分の人生の一部だ」と最大限の感謝の気持ちを伝えています。