Japanese News: 陸上男子100ｍ小池が９秒98 日本選手3人目の9秒台

陸上りくじょう男子だんし100ｍめ-とる小池こいけが９きゅう秒びょう98 日本にっぽん選手せんしゅ3人にん目めの9秒びょう台だい

Jul 21, 2019 00:07

Furigana

陸上りくじょうの小池こいけ祐ゆう貴き選手せんしゅが、イギリスで行おこなわれた国際こくさい大会たいかいダイヤモンドリーグの男子だんし100メートル決勝けっしょうで９きゅう秒びょう98の自己じこベストをマークしました。日本にっぽん選手せんしゅが100メートルで９きゅう秒びょう台だいを記録きろくするのは小池こいけ選手せんしゅで３さん人にん目めです。陸上りくじょう男子だんし100メートルで日本にっぽん歴代れきだい７なな位いの10秒びょう04を持もつ小池こいけ選手せんしゅは、20日にち、世界せかいのトップ選手せんしゅが集あつまるダイヤモンドリーグのロンドン大会たいかいに出場しゅつじょうしました。

100メートルには、世界せかい歴代れきだい２に位いの９きゅう秒びょう69の自己じこベストを持もつ、ジャマイカのヨハン・ブレーク選手せんしゅをはじめ、出場しゅつじょうした18選手せんしゅのうち10人にんが９きゅう秒びょう台だいの自己じこベストを持もつハイレベルな争あらそいになり、小池こいけ選手せんしゅとともに日本にっぽんからは桐生きりゅう祥さち秀しゅう選手せんしゅも出場しゅつじょうしました。

予選よせん１いち組くみ目めに出場しゅつじょうした小池こいけ選手せんしゅは、向かい風むかいかぜ0.3メートルのなか好こうスタートを見みせて10秒びょう09の４よん着ちゃくでフィニッシュし決勝けっしょうに進すすみました。

続つづく２に組くみには桐生きりゅう選手せんしゅが出場しゅつじょうし、向かい風むかいかぜ0.4メートルで10秒びょう16のタイムで４よん着ちゃくでこちらも決勝けっしょうに進すすみました。

およそ１いち時間じかん後ごに行おこなわれた決勝けっしょうでは追い風おいかぜ0.5メートルのなか、小池こいけ選手せんしゅがスタートで飛び出とびだし、後半こうはんも世界せかいトップの選手せんしゅたちに引ひけを取とらない粘り強ねばりづよい走はしりを見みせて４よん着ちゃくでフィニッシュし、９きゅう秒びょう98の自己じこベストをマークしました。

小池こいけ選手せんしゅは、みずからの記録きろくを０ぜろ秒びょう06縮ちぢめ、初はじめての９きゅう秒びょう台だいです。

日本にっぽん選手せんしゅが100メートルで９きゅう秒びょう台だいを記録きろくするのは、桐生きりゅう選手せんしゅ、サニブラウンアブデル・ハキーム選手せんしゅに続つづいて３さん人にん目めです。

優勝ゆうしょうは９きゅう秒びょう93の好こうタイムをマークした南アフリカみなみあふりかのアカニ・シンビネ選手せんしゅで、桐生きりゅう選手せんしゅは10秒びょう13で７なな位いでした。

小池こいけ選手せんしゅと桐生きりゅう選手せんしゅは、21日にちに男子だんし400メートルリレーに日本にっぽん代表だいひょうとして出場しゅつじょうする予定よていで、小池こいけ選手せんしゅは得意とくいとする200メートルにも出場しゅつじょうします。

小池こいけ祐ゆう貴き選手せんしゅとは

小池こいけ選手せんしゅは北海道ほっかいどう出身しゅっしんの24歳さい。

去年きょねんのジャカルタアジア大会たいかいの男子だんし200メートルで20秒びょう23の好こうタイムで金メダルきんめだるを獲得かくとくするなど、昨さくシーズン、一気いっきに才能さいのうを開花かいかさせたスプリンターです。

慶けい應大だいでは山縣やまがた亮太りょうた選手せんしゅの後輩こうはいとしてトレーニングを積つみましたが、ケガに苦くるしみ、思おもうように記録きろくを伸のばせない日々ひびが続つづきました。

しかし、おととしから走り幅跳はしりはばとび元もと日本にっぽん記録きろく保持ほじ者しゃの臼井うすい淳一じゅんいちコーチから指導しどうを受うけるようになってケガをしない体からだづくりを学まなび、得意とくいの200メートルだけでなく100メートルでも次々つぎつぎと自己じこベストを更新こうしんするようになりました。

今こんシーズンは、５月ごがつに100メートルで日本にっぽん歴代れきだい７なな位いの10秒びょう04をマークし、自己じこベストを一気いっきに０ぜろ秒びょう13更新こうしんしたほか、日本にっぽん選手権せんしゅけんでは200メートルで２に位い、100メートルで３さん位いに入はいるなど、日本にっぽんで有数ゆうすうのスプリンターに成長せいちょうしています。