日本新聞: サッカーW杯アジア最終予選日本は初戦でオマーンに敗れる

サッカー日本にっぽん代表だいひょうはワールドカップカタール大会たいかい、アジア最終さいしゅう予選よせんの初戦しょせんとして2日にち夜よる、大阪おおさか吹田すいた市しでオマーンとの試合しあいに臨のぞみ、0対たい1で敗やぶれました。

ボール支配しはい率りつは60％超こえるも...

世界せかいランキング24位いの日本にっぽんはアジア最終さいしゅう予選よせんの初戦しょせんとして世界せかい79位いのオマーンと大阪おおさか吹田すいた市しのパナソニックスタジアム吹田すいたで対戦たいせんしました。

この試合しあいでは2次じ予選よせんで7試合しあい連続れんぞくゴールをあげた南野みなみの拓実たくじつ選手せんしゅがけがのため先発せんぱつメンバーから外はずれ、フォワードの大迫おおさこ勇いさむ也選手せんしゅなどが先発せんぱつしました。

日本にっぽんは序盤じょばんからオマーンの中央ちゅうおうを固かためる守備しゅびと、高たかい位置いちからのプレッシャーに苦くるしみ、0対たい0で折り返おりかえしました。

後半こうはんには東京とうきょうオリンピックでも活躍かつやくした久保くぼ建けん英えい選手せんしゅや堂どう安やす律りつ選手せんしゅなどを投入とうにゅうしましたが得点とくてんを奪うばうことはできず、逆ぎゃくに43分ふんに日本にっぽんの左ひだりサイドを崩くずされて、相手あいての途中とちゅう出場しゅつじょうの選手せんしゅに先制せんせい点てんを奪うばわれて0対たい1で敗やぶれました。

試合しあいを通をとおして日本にっぽんのボール支配しはい率りつは60％を超こえましたが、シュートは相手あいてより少すくない9本ほんにとどまり、7大会たいかい連続れんぞくのワールドカップ出場しゅつじょうに向むけて厳きびしいスタートとなりました。

柴崎しばざき岳たけし「非常ひじょうに難むずかしいゲームだった」

柴崎しばざき岳たけし選手せんしゅは「自分じぶんたちに簡単かんたんなミスがある中なかでカウンター攻撃こうげきを受うけ、非常ひじょうに難むずかしいゲームだった。次つぎの試合しあいではチームの舵かじをとりたい」と話はなしました。

長友ながとも佑たすく都と「ありえない敗戦はいせん」

長友ながとも佑たすく都と選手せんしゅは「引ひいて守まもる相手あいてのブロックを崩くずせず修正しゅうせいもできなかった。ありえない敗戦はいせんだ。メンタルを切り替きりかえ、次つぎの試合しあいは絶対ぜったい勝かちたい」と悔くやしさをにじませながら話はなしました。

吉田よしだ麻也まや「テンポもコンビネーションもよくなかった」

キャプテンの吉田よしだ麻也まや選手せんしゅは「負まけるべくして負まけた。きょうの試合しあいはテンポもコンビネーションもよくなかった。次つぎの試合しあいでは思い切おもいきってプレーをして、勝かち点てん3を取とらなければいけない。きちんとリカバリーをして、次つぎの試合しあいに備そなえたい」と話はなしました。

アジア最終さいしゅう予選よせん日本にっぽん代表だいひょう今後こんごの日程にってい

《2021年ねん》

9 /7（火ひ）中国ちゅうごく（カタールドーハ）

10/7（木き）サウジアラビア開催かいさい地ち未定みてい

10/12（火ひ）オーストラリア（埼玉さいたま）

11/11（木き）ベトナム（ハノイ）

11/16（火ひ）オマーン（マスカット）

《2022年ねん》

1 /27（木き）中国ちゅうごく開催かいさい地ち未定みてい

2 /1（火ひ）サウジアラビア開催かいさい地ち未定みてい

3 /24（木き）オーストラリア開催かいさい地ち未定みてい

3 /29（火ひ）ベトナム開催かいさい地ち未定みてい

《試合しあい詳細しょうさい》

日本にっぽんの先発せんぱつメンバー

【GK】

12権田ごんだ修一しゅういち（清水しみず）

【DF】

2 植田うえだ直通ちょくつう（仏ふつニーム＝2部ぶ）

5 長友ながとも佑たすく都と（無所属むしょぞく）

19酒井さかい宏樹ひろき（浦和うらわ）

22吉田よしだ麻也まや（伊いサンプドリア）（キャプテン）

【MF】

6 遠藤えんどう航こう（独どくシュツットガルト）

7 柴崎しばざき岳たけ（スペインレガネス＝2部ぶ）

8 原口はらぐち元気げんき（独どくウニオンベルリン）

9 鎌田かまた大地だいち（独どくフランクフルト）

14伊東いとう純じゅん也（ベルギーゲンク）

【FW】

15大迫おおばさま勇いさむ也（神戸こうべ）

試合しあい開始かいし会場かいじょうは雨あめ

午後ごご7時じ14分ふんにオマーンのキックオフで試合しあいが始はじまりました。

気象庁きしょうちょうのアメダスのデータによりますと試合しあい会場かいじょうのある吹田すいた市しに隣接りんせつする大阪おおさか府ふ豊中とよなか市しの午後ごご7時じ現在げんざいの気温きおんは23.1度ど、また午後ごご7時じまでの1時間じかんに14.5ミリの雨あめが降おりました。風かぜは観測かんそくしませんでした。

前半ぜんはん13分ふんオマーンがポストプレーからシュートも得点とくてんならず

フォワードの選手せんしゅのポストプレーからボールを受うけたオマーンのアルマンダルアルアラウィ選手せんしゅがペナルティーエリア内ないでシュートを打うちましたが、ゴールキーパー権田ごんだ選手せんしゅがはじき、得点とくてんは与あたえませんでした。

前半ぜんはん25分ふんまでで無む得点とくてん

前半ぜんはん25分ふんをまわり、日本にっぽんとオマーン、両りょうチーム無む得点とくてんです。

前半ぜんはん27分ふん

オマーンの12番ばんアブドゥラ・ファワズ選手せんしゅにイエローカードが出でました。

前半ぜんはん28分ふん

吉田よしだ選手せんしゅからロングパスを受うけたゴール前まえの伊東いとう選手せんしゅがシュートを打うちましたが、相手あいてゴールキーパーに止とめられました。

前半ぜんはん35分ふんすぎ伊東いとうにイエローカード

前半ぜんはん35分ふんを経過けいかし日本にっぽんとオマーン、両りょうチーム無む得点とくてんですが、この直後ちょくごに伊東いとう純じゅん也選手せんしゅに相手あいての11番ばんのアルマンダルアルアラウィ選手せんしゅへのファウルでイエローカードが出でました。

前半ぜんはんのアディショナルタイムは1分ぶんの表示ひょうじ。

前半ぜんはん終了しゅうりょう日本にっぽん 0-0 オマーン

前半ぜんはんが終おわりました。日本にっぽんとオマーン、互たがいにシュートまで持ち込もちこむ場面ばめんも見みられましたが、両りょうチーム無む得点とくてんです。

日本にっぽんはディフェンスラインからのロングボールなども織おり交まぜ、2列れつ目めの伊東いとう選手せんしゅや原口はらぐち選手せんしゅなどを使つかった攻撃こうげきをみせましたが、得点とくてんにはつながっていません。

後半こうはん開始かいし日本にっぽんはメンバー交代こうたい FW古橋ふるはしを投入とうにゅう

日本にっぽんのキックオフで後半こうはんが始はじまりました。日本にっぽんは、後半こうはん最初さいしょからミッドフィルダーの原口はらぐち選手せんしゅに代かえて、フォワードの古橋ふるはし亨とおる梧選手せんしゅを投入とうにゅうしました。

後半こうはん6分ふん一時いちじはオマーンにPKの判定はんていもVARで覆くつがえる

後半こうはん6分ふん、日本にっぽんはオマーンに右みぎサイドを突破とっぱされ、ゴール前まえにあがったクロスボールが長友ながとも選手せんしゅの左腕さわんに当にあたり「ハンドではないか」として、いったんはオマーン側がわにペナルティーキックが与あたえられました。しかし、VAR（ビデオアシスタントレフェリー）で確認かくにんが行おこなわれた結果けっか「ハンドではない」と判定はんていが覆くつがえり、ペナルティーキックは取り消とりけされました。

後半こうはん10分ふんサイドバックのクロスに合あわせたのはサイドバック長友ながとも

右みぎサイドを突破とっぱした右みぎサイドバックの酒井さかい選手せんしゅのクロスボールに、ペナルティーエリア内ないの一いち番外ばんがい側がわに入はいってきた左ひだりサイドバックの長友ながとも選手せんしゅが頭あたまで合あわせましたが、得点とくてんはなりませんでした。

後半こうはん18分ふん日本にっぽんは2人にん目めのメンバー交代こうたい堂どう安やす投入とうにゅう

日本にっぽんは伊東いとう選手せんしゅに代かわって堂どう安やす律りつ選手せんしゅ（オランダ PSV）が入はいりました。

後半こうはん20分ふん大迫おおさこがエリア外がいからシュート狙ねらうも阻はばまれる

左ひだりサイドで柴崎しばざき選手せんしゅからのパスを受うけた大迫おおさこ選手せんしゅがゴール右みぎ隅すみを狙ねらうミドルシュートを打うちましたが、相手あいてのゴールキーパーに阻はばまれました。

後半こうはん25分ふん日本にっぽんは3人にん目めのメンバー交代こうたいは久保くぼ建けん英えい

日本にっぽんは鎌田かまた選手せんしゅに代かわって久保くぼ建けん英えい選手せんしゅ（スペインマジョルカ）を投入とうにゅうしました。東京とうきょうオリンピックでも活躍かつやくした堂どう安やす選手せんしゅと久保くぼ選手せんしゅを攻撃こうげき的てきなポジションに投入とうにゅうし、得点とくてんを狙ねらいます。

後半こうはん40分ふん引ひいて守まもるオマーンのディフェンスを崩くずせず

後半こうはん40分ふんを経過けいかし、日本にっぽんとオマーン、両りょうチーム無む得点とくてんです。日本にっぽんは、先制せんせい点てんを狙ねらい攻撃こうげきを仕掛しかけますが、守もりに人数にんずうをかけて引ひいて守まもるオマーンから得点とくてんを奪うばえません。

後半こうはん43分ふん日本にっぽんは先制せんせいを許ゆるす日本にっぽん 0-1 オマーン

後半こうはん43分ふん、日本にっぽんはワン・ツーから相手あいて選手せんしゅに左ひだりサイドを突破とっぱされると、クロスボールを途中とちゅう出場しゅつじょうのFWアルサビ選手せんしゅに右足みぎあしで合あわされ先制せんせいされました。

後半こうはんのアディショナルタイムは5分ふんです。

試合しあい終了しゅうりょう日本にっぽんは最終さいしゅう予選よせん黒星くろぼしスタート

日本にっぽんは、最後さいごまでゴールを奪うばうことができずオマーンに0対たい1で敗やぶれました。ワールドカップカタール大会たいかいのアジア最終さいしゅう予選よせん、日本にっぽんはホームで黒星くろぼしスタートとなりました。

冨とみ安やすは移籍いせき手続てつづきのため欠場けつじょう南野みなみのは「左ひだりももに違和感いわかん」

世界せかいランキング24位いの日本にっぽんに対にたいしてオマーンは79位いで、おととし1月つきに行おこなわれたアジアカップで対戦たいせんしたときは日本にっぽんがペナルティーキックで挙あげた1点てんを守まもり切きり、1対たい0で勝かっています。

センターバックのレギュラーの冨とみ安あん健けん洋よう選手せんしゅがイングランドプレミアリーグ、アーセナルへの移籍いせきの手続てつづきがあったためこの試合しあいを欠場けつじょうするほか、2次じ予選よせんで7試合しあい連続れんぞくゴールを挙あげた南野みなみの拓実たくじつ選手せんしゅが左ひだりももに違和感いわかんを抱かかえて1日にちの公式こうしき練習れんしゅうへの参加さんかを見送みおくりました。

日本にっぽんは「グループB」中立ちゅうりつ国こくでの試合しあいも予定よてい

アジア最終さいしゅう予選よせんで日本にっぽんが入はいるグループBはオーストラリア、サウジアラビア、中国ちゅうごく、オマーン、それにベトナムが入はいっています。

2日にち夜よるのオマーン戦せんのあと、7日にちはカタールで中国ちゅうごくと対戦たいせんします。当初とうしょの開催かいさい地ちである中国ちゅうごくが新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだい防止ぼうし策さくとして渡航とこうを制限せいげんしているため、中立ちゅうりつ的てきな場所ばしょとしてカタールのドーハに決きまったということです。

そして10月つきと11月つきに2試合しあいずつ、また来年らいねん1月末げつまつから2月つきはじめにかけて2試合しあい、さらに、3月つき下旬げじゅんに2試合しあいを行おこなって合あわせて10試合しあいを戦たたかいます。