日本新聞: 自民臨時総裁選めぐり党内の動き活発に実施かどうか8日決定

自民党じみんとうの臨時りんじの総裁そうさい選挙せんきょが実施じっしされるかどうかは、8日ようかに決きまります。5日いつか夜よるは、石破いしば総理そうり大臣だいじんが岩屋いわや外務がいむ大臣だいじんをはじめ、みずからに近ちかい閣僚かくりょうらと会談かいだんし、総裁そうさい選挙せんきょの実施じっしを求もとめる麻生あそう最高さいこう顧問こもんは茂木もぎ前ぜん幹事かんじ長ちょうと意見いけんを交かわすなど党内とうないの動うごきがさらに活発かっぱつになっています。

自民党じみんとうの臨時りんじの総裁そうさい選挙せんきょをめぐり実施じっしを求もとめる国会こっかい議員ぎいんは8日ようか、党とう本部ほんぶで書面しょめんを提出ていしゅつすることになっていて、その日ひのうちに、都道とどう府県連ふけんれんの代表だいひょう者しゃとあわせて集計しゅうけいが行おこなわれ、実施じっしするかどうかが決きまります。
5日いつかは石破いしば内閣ないかくの閣僚かくりょうでは初はじめて、鈴木すずき法務ほうむ大臣だいじんがSNSで実施じっしを求もとめる考かんがえを明あきらかにしました。

鈴木すずき大臣だいじんが所属しょぞくする麻生あそう派はを率ひきいる麻生あそう最高さいこう顧問こもんは、先さきに実施じっしを求もとめる考かんがえを示しめしていて、鈴木すずき大臣だいじんは「信頼しんらい回復かいふくのためにも党とうが一致いっち結束けっそくして、ゼロから出直でなおすことが必要ひつようだ。総裁そうさい選挙せんきょを実施じっしすることが最善さいぜんと判断はんだんした」としています。
また、同おなじ麻生あそう派はの英利ひでとしアルフィヤ外務がいむ政務せいむ官かんも6日むいか、旧きゅうツイッターの「X」に投稿とうこうし、臨時りんじの総裁そうさい選挙せんきょの実施じっしに賛成さんせいする考かんがえを示しめしました。

この中なかで「内閣ないかくの一員いちいんであることも踏ふまえ慎重しんちょうに考かんがえてきたが、臨時りんじ総裁そうさい選せん実施じっしを求もとめる書類しょるいを提出ていしゅつすることとした旨むね、きのう岩屋いわや外務がいむ大臣だいじんにお伝つたえした」としています。

石破いしば内閣ないかくではこれまでに10人じゅうにん以上いじょうの副ふく大臣だいじんや政務せいむ官かんが、実施じっしを求もとめる意向いこうを示しめしています。
麻生あそう氏しは5日いつか夜よる、茂木もぎ前ぜん幹事かんじ長ちょうと3時間さんじかん近ちかくにわたって会談かいだんし、総裁そうさい選挙せんきょの実施じっしが決きまった場合ばあいの対応たいおうなどを協議きょうぎしました。

会談かいだんのあと茂木もぎ氏しは「いろいろ意見いけん交換こうかんした」と述のべました。

麻生あそう氏しの動うごきを念頭ねんとうに平ひらデジタル大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんで「『いまだに派閥はばつがあるのか』という感想かんそうを持もった。派閥はばつの領袖りょうしゅうが発言はつげんをして流ながれができるということであれば、自民党じみんとうが先祖返せんぞがえりしてしまう」と指摘してきしました。
石破いしば総理そうり大臣だいじんは5日いつか夜よる、岩屋いわや外務がいむ大臣だいじんや村上むらかみ総務そうむ大臣だいじんをはじめ、みずからに近ちかい閣僚かくりょうらと会談かいだんし党内とうない情勢じょうせいをめぐって、意見いけんを交かわしたものとみられます。

一方いっぽう、小泉こいずみ農林のうりん水産すいさん大臣だいじんは、みずからの対応たいおうの決定けっていは8日ようか当日とうじつになるという考かんがえを示しめした上うえで「いちばん重要じゅうような判断はんだん基準きじゅんは、党内とうないが一致いっち団結だんけつできる環境かんきょうをつくることで、そこに重おもきを置おいて私わたしなりの対応たいおうは進すすめたい」と述のべるなど、総裁そうさい選挙せんきょを実施じっしするかどうかが決きまる8日ようかを前まえに党内とうないの動うごきがさらに活発かっぱつになっています。

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