このあと有識者たちは、原爆資料館を訪れ、滝川卓男館長から説明を受けながら、当時の広島の街が原爆投下によって一瞬で破壊された様子を映像で再現した展示などをおよそ1時間にわたって見て回りました。
広島市で開かれている「国際賢人会議」は、11日に2日目を迎え、核兵器の廃絶に向けて国内外の有識者による議論が続いています。
これに先立って、有識者たちは11日午前、広島市中区の平和公園を訪れました。

広島県の湯崎知事と松井市長の案内で、有識者たちは原爆慰霊碑の前に進み、会議の座長を務める熊本県立大学の白石隆 理事長と、委員の1人で元国連事務次長のアンゲラ・ケイン氏が代表して献花し、全員で黙とうして犠牲者に祈りをささげました。
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