IT
大手のヤフーとLINEは1
日経営統合し、インターネットを
通じた
幅広いサービスを
手がける巨大IT
企業が
誕生しました。
両社は、
日本国内で
スマートフォン
決済の「LINE Pay」を「PayPay」に
統合する
方向で
協議を
始めました。ヤフーとLINEは1
日、ソフトバンクの
子会社、Zホールディングスの
傘下で
経営統合しました。
これによって、従業員がおよそ2万3000人、国内最大規模の検索やSNSに加えて、広告や通信販売、金融などネットを通じた幅広いサービスを手がける巨大IT企業が誕生しました。
ヤフーの川邊健太郎社長とLINEの出澤剛社長は都内で記者会見し、今後の事業戦略を発表しました。
この中では、スマホ決済のサービスを一部集約し、日本国内では来年4月に「LINE Pay」を「PayPay」に統合する方向で協議を始めたことを明らかにしました。
実現すれば、国内の利用者が延べ7000万人を超える最大規模のスマホ決済サービスとなります。
このほか、LINEが台湾やタイ、インドネシアなどに持つ顧客基盤を生かし、両社が協力してアジアでの事業拡大を図るとしています。
会見でヤフーの川邊社長は「GAFAと呼ばれるアメリカの巨大IT企業よりすぐれているのは事業の守備範囲の広さだ。日本・アジアから世界をリードするAIテックカンパニーとして挑戦していきたい」と述べました。