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日の
夜、
東京 調布市を
走行していた
京王線の
車内で72
歳の
乗客の
男性が
ナイフで
刺されて
意識不明の
重体になり、さらに
放火された
際に
煙を
吸うなどして
中学生を
含む16
人がけがをしました。
殺人未遂の疑いで逮捕された職業不詳の服部恭太容疑者(24)は、席に座っていた男性を刺し車内を移動しながらライター用のオイルをまいて火をつけた疑いがあり、警視庁は2日検察庁に送りました。
警視庁によりますと調べに対して「人を大量に殺して死刑になろうと思った」などと供述しているということです。
服部容疑者は福岡市の出身でことし6月に仕事を辞めたあと神戸や名古屋などを転々とし、1か月ほど前からは東京 八王子駅前のホテルに泊まっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
滞在中に、事件に使われたナイフや大量のライター用のオイル、可燃性の殺虫剤などを購入していたということで、警視庁は2日、部屋の中を捜索しました。
容疑者は「ホテルの代金を支払うために消費者金融から借金をした」と供述しているということで警視庁が詳しいいきさつをさらに調べています。