Báo tiếng Nhật: 新型コロナ国の貸付金特例申請期限来年3月末まで延長へ

新型しんがたコロナ国くにの貸付かしつけ金きん特例とくれい申請しんせい期限きげん来年らいねん3月つき末まつまで延長えんちょうへ

Nov 21, 2021 11:11

Furigana

仕事しごとを失うしなった人ひとなどが当面とうめんの生活せいかつ費ひを借かりることができる国くにの制度せいどについて、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうを受うけた人ひとを対象たいしょうにした特例とくれい措置そちの申請しんせい期限きげんを来年らいねん3月つき末まつまで延長えんちょうすることを決きめました。

国くにの「緊急きんきゅう小口こぐち資金しきん」と「総合そうごう支援しえん資金しきん」は、失業しつぎょうや収入しゅうにゅうの減少げんしょうで生活せいかつに困こまっている人ひとなどが当面とうめんの生活せいかつ費ひを借かりることができる制度せいどです。

新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうを受うけた人ひとを対象たいしょうにした特例とくれい措置そちが続つづけられ、「緊急きんきゅう小口こぐち資金しきん」は20万まん円えんを上限じょうげんに、「総合そうごう支援しえん資金しきん」は2人にん以上いじょうの世帯せたいの場合ばあい、1か月かげつ20万まん円えんを上限じょうげんに3か月かげつ間かん借かりることができ、いずれの制度せいども無む利子りしです。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、この特例とくれい措置そちの申請しんせい期限きげんを今月こんげつ末まつとしていましたが、来年らいねん3月つき末まつまで延長えんちょうすることを決きめました。

また、この制度せいどをすでに利用りようし、借かりた金額きんがくが上限じょうげんに達たっするなどして生活せいかつに困こまっている場合ばあいに、3か月かげつ間かんで最大さいだい30万まん円えんを給付きゅうふする「生活せいかつ困窮こんきゅう者しゃ自立じりつ支援しえん金きん」を設もうけています。

これについて、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは申請しんせい期限きげんを来年らいねん3月つき末まつまでに延長えんちょうしたうえで、生活せいかつの困窮こんきゅうが続つづいている場合ばあいは、最大さいだい30万まん円えんを再度さいど支給しきゅうすることを決きめました。

申請しんせいの窓口まどぐちは、

▽「緊急きんきゅう小口こぐち資金しきん」と「総合そうごう支援しえん資金しきん」は全国ぜんこくの社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎ会かい、

▽「生活せいかつ困窮こんきゅう者しゃ自立じりつ支援しえん金きん」は福祉ふくし事務所じむしょが設置せっちされた自治体じちたいとなっています。

支援しえん団体だんたい「制度せいど利用りよう者しゃ拡大かくだいへ要件ようけんの緩和かんわを」

一方いっぽうで、生活せいかつに困窮こんきゅうする人ひとを支援しえんする団体だんたいからは、支援しえんが必要ひつような多おおくの人ひとが「生活せいかつ困窮こんきゅう者しゃ自立じりつ支援しえん金きん」を受うけられるように要件ようけんの緩和かんわを求もとめる声こえが出でています。

NPO法人ほうじん「もやい」の大西おおにし連理れんり事ごと長ちょうは「生活せいかつが苦くるしい人ひとにとって、最大さいだい30万まん円えんの給付きゅうふを受うけられる自立じりつ支援しえん金きんが再度さいど受うけられるようになることはありがたい。一方いっぽうで、この制度せいどは収入しゅうにゅうや貯蓄ちょちくなどの面めんで要件ようけんが厳きびしく必かならずしも多おおくの人ひとが利用りようできる制度せいどにはなっていないと思おもう。今回こんかいの変更へんこうでも要件ようけんはほぼ変かわらないので、実際じっさいに支援しえんを受うけられる人ひとは限定げんてい的てきになる可能かのう性せいがあり、要件ようけんを緩和かんわするなどの対応たいおうが求もとめられている」と話はなしています。