ロイター通信によりますと、マレーシアでは17日から降り続いた豪雨の影響で大規模な洪水が発生。少なくとも17人が死亡し、6万人以上が避難を余儀なくされています。
首都クアラルンプールがあるセランゴール州も深刻な被害を受けていて、多くの車や住宅が浸水。水の中でロープを握って避難する人々の姿も見られました。
今回の災害対応をめぐってはマレーシア政府による救助活動の遅れが指摘されていて、イスマイルサブリ首相は対応を改善すると表明しています。
気象当局は21日、熱帯低気圧の北上により今後さらに洪水の被害が広がる可能性があると警告しています。