Báo tiếng Nhật: 羽生結弦「勝つなら4回転半ジャンプを」五輪代表内定から一夜

羽生はぶ結ゆい弦つる「勝かつなら4回転かいてん半はんジャンプを」五輪ごりん代表だいひょう内定ないていから一夜いちや

Dec 27, 2021 12:12

Furigana

フィギュアスケートの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんを優勝ゆうしょうし、北京ぺきんオリンピック代表だいひょうに内定ないていした羽生はぶ結ゆい弦つる選手せんしゅが代表だいひょう内定ないていから一いち夜や明あけた27日にち、NHKの取材しゅざいに応おうじ、オリンピック本番ほんばんに向むけて「勝かつなら4回転かいてん半はんジャンプを跳とばないといけないと思おもってやっていかないといけない」と意気込いきごみを話はなしました。

羽生はぶ選手せんしゅは、26日にちまで行おこなわれた全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんの男子だんしシングルで、前半ぜんはんのショートプログラム、後半こうはんのフリーともにジャンプやスピン、ステップに圧倒的あっとうてきな演技えんぎを披露ひろうして、2位いに20点てん以上いじょうの差さをつけて優勝ゆうしょうし、北京ぺきんオリンピック代表だいひょうに内定ないていしました。

代表だいひょう内定ないていから一いち夜や明あけて、羽生はぶ選手せんしゅはNHKの取材しゅざいに応おうじ、現在げんざいの心境しんきょうを語かたりました。

この中なかで、成功せいこうはならなかったものの、世界せかいで誰だれも成し遂なしとげていない4回転かいてん半はんジャンプを初はじめて構成こうせいに組み込くみこんだことを踏ふまえて「4回転かいてん半はんジャンプ込こみでフリーをやって、本番ほんばんという舞台ぶたいを経験けいけんできた。4回転かいてん半はんジャンプに関にかんしては確たしかに失敗しっぱいだが、ほかの演技えんぎに失敗しっぱいがなかったことはかなり大おおきい。出来栄できばえ点てんに関にかんしても評価ひょうかしていただけるようなジャンプを跳とべたと思おもってるし、ステップ、スピンに関にかんしてもしっかり集中しゅうちゅうして練習れんしゅうしてきたことが発揮はっきできている。まだまだ完璧かんぺきではないが自信じしんにはなった」と今こんシーズンの初戦しょせんの演技えんぎに手応てごたえを感かんじている様子ようすでした。

試合しあい後ごに「今いまのままではオリンピックで勝かてない」と発言はつげんしたことについては「直近ちょっきんの世界せかい選手権せんしゅけんで勝かてていないというのはもちろんある。ピョンチャン大会たいかいでは、自分じぶんがノーミスの演技えんぎをすれば勝かてると思おもっていたが、今いまはそんなことはなく、自分じぶんがノーミスでも100％勝かてるわけではない。正直しょうじき、オリンピックが怖こわい」と胸むねの内うちを明あかしました。

そのうえで「ただ、4回転かいてん半はんジャンプをフリーに組み込くみこんで演技えんぎを保たもてるのであれば絶対ぜったいに勝かてると思おもえる。やはり4回転かいてん半はんジャンプは自分じぶんの武器ぶきにしなくてはいけないし、勝かつならやらないといけない」と自身じしんの最大さいだいの目標もくひょうと掲かかげる4回転かいてん半はんジャンプの習得しゅうとくがオリンピック3連覇れんぱにつながるという考かんがえを示しめしました。

坂本さかもと花織かおり「すべての要素ようそをパーフェクトに」

女子じょしシングルで2大会たいかい連続れんぞくのオリンピック代表だいひょうに内定ないていした坂本さかもと花織かおり選手せんしゅは「全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんで優勝ゆうしょうすれば確実かくじつに代表だいひょう内定ないていだったので、優勝ゆうしょうすることとパーフェクトにやるだけだと思おもっていた。ショートプログラムは思い切おもいきりよくいけていたので、すごくよかったが、フリーは、どうしても優勝ゆうしょうしなくてはいけないという気持きもちがあったのか、守もりに入はいっていた。まだまだ思い切おもいきって滑すべれるなと感かんじた」と、喜よろこびとともに本番ほんばんに向むけた課題かだいを話はなしました。

そして「ジャンプは結構けっこう、出来栄できばえ点てんをもらえるようになったが、まだまだ伸のばせると思おもう。ジャンプだけではなくて、スピンも気きを抜ぬかずに全力ぜんりょくで回まわれるようにしたい。すべての要素ようそをパーフェクトにできるように練習れんしゅうしていきたい」と本番ほんばんまでの残のこり1か月かげつ余あまりの期間きかんで精度せいどを高たかめたいと話はなしていました。

樋口ひぐち新しん葉は「もっと自信じしんを持もって滑すべれるよう練習れんしゅう」

女子じょしシングルで、初はじめてのオリンピック代表だいひょうに内定ないていした樋口ひぐち新しん葉は選手せんしゅは「本当ほんとうにずっと目標もくひょうにして、頑張がんばってきたことだったが、いざ出場しゅつじょうできるとなると、あまり実感じっかんがわいていない」と、内定ないていから一いち夜や明あけた率直そっちょくな気持きもちを話はなしました。

そして「今いままでは勝かたなかったら意味いみがないとしか考かんがえていなかったが、それだと全然ぜんぜん楽たのしくなくて、好すきでやっていることなのに嫌きらいになりそうなこともあった。自分じぶんは勝かつためだけにスケートをやっているわけではないと思おもい始はじめてからは、つらいことがあっても、それもおもしろいと、全部ぜんぶをポジティブにとらえられるようになった。全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんがいちばん自信じしんをつかめた大会たいかいになったので、オリンピックまでの1か月かげつでもっともっと自信じしんを持もって滑すべれるような練習れんしゅうをしてきたい」と話はなしていました。

河辺かわべ愛菜あいな「楽たのしみという気持きもちが大おおきい」

女子じょしシングルで、初はじめてのオリンピック代表だいひょうに内定ないていした河辺かわべ愛菜あいな選手せんしゅは「内定ないていが決きまったきのうの夜よるは、不安ふあんとびっくりが大おおきかったが、オリンピックで滑すべっている自分じぶんの姿すがたを想像そうぞうした時ときにすごくワクワクして、今いまは楽たのしみという気持きもちのほうが大おおきい」と内定ないていから一いち夜や明あけた心境しんきょうを話はなしました。

そして「最後さいごまでオリンピックはあまり意識いしきせず、自己じこベストを出だすことだけを考かんがえていた。結果けっか的てきに、それがオリンピックにつながってうれしいし、これからも結果けっかは考かんがえず自己じこベストだけを考かんがえたい。オリンピックにふさわしい演技えんぎができるように、もっともっと頑張がんばらないといけない」と残のこり1か月かげつ余あまりとなった本番ほんばんに向むけて気きを引き締ひきしめていました。