厚生労働省は27
日から
全国の
医療機関や
薬局に
順次、
配送していて、
このうち東京 西東京市の
薬局には、27
日正午ごろに
薬3
箱が
届きました。
この飲み薬は、発症から5日以内の軽症から中等症の患者のうち、18歳以上で重症化リスクがある人が対象で、1回4錠を1日2回、5日間服用します。
1箱に40錠入っていて1箱で1人分にあたるということです。
自宅や療養施設で薬を受け取ることも可能で、医療機関が患者の最寄りの薬局にファックスなどで処方箋を送り、薬局の薬剤師が電話やオンラインで患者に服用方法などを指導したあと、届けることになっています。
「エコ薬局」の宮川昌和薬局長は「地域の方々が安心できる薬が一つ増えたと思います。承認されたばかりの薬なので、事前に予想されている副作用以外の症状が出ることも考えられます。飲む前よりも状態が悪化したり、吐き気や発疹などがあったりした場合は、医療機関と連携して迅速に対応したい」と話していました。