天皇皇后両陛下は、
即位後初めて被爆地の
広島を
訪問されています
初日の19
日は、
戦後80
年にあたって
原爆慰霊碑に
花を
供えて
戦没者を
慰霊し、
被爆者などと
懇談されました
首日的19日,適逢戰後80年,向原爆慰靈碑獻花,悼念戰亡者,並與受害者等人懇談。
両陛下は、19日昼前に特別機で広島空港に到着し、午後、広島市の平和公園を訪ねられました
兩陛下於19日上午搭乘專機抵達廣島機場,下午前往廣島市的和平公園參觀。
被爆地を訪問したのは天皇陛下の即位後初めてで、おふたりは34万人余りの原爆死没者名簿が納められた慰霊碑の前で一礼したあと、花を供えて犠牲者の霊を慰められました
這是天皇陛下即位後首次訪問被爆地,兩位在安放著34萬多名原爆罹難者名冊的慰靈碑前鞠躬致意,隨後獻花,慰藉了犧牲者的靈魂。
今回は、戦後80年にあたって先の大戦の象徴的な地域を巡る中での訪問で、両陛下は、公園内に3年前に新たに設けられた被爆遺構の展示施設を視察し、原爆資料館で展示を見たあと、被爆者や高齢になった本人に代わって被爆体験を伝える活動をしている「伝承者」と懇談されました
這次,值此戰後80年之際,兩陛下在巡訪象徵著過去大戰的地區時,參觀了三年前新設於公園內的被爆遺構展示設施,在原爆資料館參觀展覽後,還與代替年邁的被爆者傳遞被爆體驗的「傳承者」進行了懇談。
両陛下は、20日は市内の原爆養護ホームを訪問して被爆者と懇談するほか、11年前の集中豪雨による土砂災害で大きな被害を受けた安佐南区を訪ねて、土石流に備えて整備された砂防えん堤や豪雨災害伝承館の展示を見るなどして復興状況について説明を受けられます
兩陛下將於20日參觀市內的原爆養護之家,與被爆者懇談,此外還將前往11年前因集中豪雨導致嚴重災害的安佐南區,視察為防範土石流而建設的砂防堤壩及參觀豪雨災害傳承館的展覽,聽取有關復興狀況的說明。
天皇皇后両陛下 広島訪問の感想述べられる
天皇皇后両陛下は19日夜、側近を通じて、戦後80年の節目の年に被爆地の広島を訪問した感想を述べられました
天皇皇后兩陛下 表達訪問廣島的感想 天皇皇后兩陛下於19日晚間,透過近侍,表達了在戰後80週年這個重要節點訪問原子彈轟炸地廣島的感想。
この中で両陛下は、原爆慰霊碑での供花で、80年前の原爆投下により、犠牲となった人たちに哀悼の意を表するとともに、これまでの広島の人々の苦難を思い、平和への思いを新たにしたとしたうえで、被爆遺構の展示施設や原爆資料館の視察を振り返り、「一つ一つの展示品や写真から伝わってくる原爆被害の悲惨さに、深く心が痛みました
在這當中,兩陛下在原爆慰靈碑獻花,對於80年前原子彈投下所犧牲的人們表達哀悼之意,同時也思念至今廣島人民所經歷的苦難,並再次堅定了對和平的期盼。此外,回顧參觀被爆遺構的展示設施及原爆資料館時,兩陛下表示:「從每一件展示品與照片所傳達的原爆災害悲慘情景,讓我們感到深深的心痛。」
また、
被爆前後の
広島の
町や
人々の
様子などについて
理解を
深めるとともに、
原爆被害の
実相を
肌で
感じることができました」と
述べられました
此外,也加深了對被爆前後廣島城市與人們情況的理解,並且能夠親身感受到原子彈災害的真實情況。」
そのうえで、「被爆された方々のお話を伺い、皆さんが経験された苦難の一端に触れ、そのご苦労を忍ぶとともに、皆さんが困難を乗り越え、これまでのつらい体験や平和の尊さをみずから語り継いでおられることに、深い敬意を抱きました
在此基礎上,「聽取了遭受原子彈爆炸者的經歷,感受到大家所經歷苦難的一部分,並追思各位所承受的辛勞,同時對於大家克服困難,親自傳述過去痛苦的經驗與和平的寶貴,深感敬意。」
さらに、
被爆された
方々の
体験を
伝承する
活動をされている
若い方々とも
お話しし、
戦争を
知らない
世代の
皆さんが、
被爆された
方々の
ご苦労を
丁寧に
語り継ごうとされていることを
意義深いことと
思いました」
などと
語られました
此外,我也與致力於傳承被爆者經歷的年輕人交談,並認為對於不曾經歷戰爭的世代來說,這些年輕人細心傳述被爆者的辛勞,是一件非常有意義的事。