入院患者は、20
日時点で2388
人と
今月14
日の
時点より365
人増加しました。
専門家は「およそ1か月で倍増した」と指摘したうえで、「今後、さらなる人流の増加や変異株の影響などで新規陽性者が増加し続ければ、医療提供体制がひっ迫の危機に直面する」と指摘しています。
入院患者を年代別にみると、60代以下が全体のおよそ86%を占めていて、専門家は「先月上旬の65%前後から上昇傾向だ」と分析しています。
年代別にみると、40代と50代がそれぞれ全体のおよそ21%、30代以下も全体のおよそ34%を占めています。
専門家は「6月以降、若年、中年層を中心とした新規陽性者数の急速な増加に伴い、入院患者も急増している。この状況が続けば若年・中年層の中等症患者が増加し、遅れて重症患者が増加する可能性がある」と指摘しました。
そのうえで「人との接触の機会を減らし、基本的な対策を徹底し、ワクチン接種は予防効果が期待されることを啓発する必要がある」としています。
小池知事「これまで以上に強い危機感を ステイホームに」
モニタリング
会議のあと、
小池知事は
記者団に対し「きょうから
多くの
学校で
夏休みを
迎え、あすからは4
連休で、オリンピックも
始まる。
例年だと
旅行や
帰省の
シーズンだが、
感染力の
強い変異株に
置き換わりつつ
あるという
局面で、
事態がより
切迫するなかで、
これまで
以上に
強い
危機感を
皆さんと
共有しなければならない」と
述べました。
そのうえで「『危機だ、危機だ』と聞き飽きたかもしれないが、極めて重要な状況にある。皆さんがどういう行動をとり、人の流れがどうなるのかが重要で、この夏を最後のステイホームにしていきたい」と呼びかけました。
また、21日のモニタリング会議では、4回目の緊急事態宣言に入ってから、都内の繁華街の滞留人口が減少しているという専門家の分析が示されました。
これについて小池知事は「雰囲気的には『もう協力しない』というイメージが報道されているように私は受け止めているが、実際は皆さんに協力いただいている」と述べました。
そして「デルタ株の影響などを考慮すると、少なくとも前回の緊急事態宣言時と同じように夜間滞留人口を減少させる必要がある。酒についても飲食店に協力いただき、利用客にもいろいろと自粛いただいており、そういったこともこれからの数字にあらわれてくると思う」と述べました。
厚労省の専門家会合「4連休中 県境越えは最小限に」
また、4
連休を
前に、
新型コロナウイルス
対策について
助言する
厚生労働省の
専門家会合が
開かれ、
感染が
急拡大する
東京都など首都圏や
再拡大に
転じた
沖縄県など、
各地の
感染や
医療体制の
状況について
分析が
行われました。
専門家会合のあと、会見をした脇田隆字座長は「東京に緊急事態宣言が出され、首都圏の3県に重点措置が出ているにもかかわらず、感染者数の増加に歯止めがかかっていない。夜間の滞留人口の減少も非常にゆるやかで、この程度では感染者数は減らないのではないかという議論があった」と話していました。
今後について脇田座長は「これから4連休、夏休み、お盆を迎えるが、東京や首都圏では感染が拡大しているので、県境を越える移動は最小限にしてほしい。また、感染を抑える肝は人と人との接触を減らすことなのでふだん会わない人と会うのは避け、オリンピックが始まってもふだん一緒にいる家族や仲間と自宅で観戦することが重要だ」と話していました。
日本医師会「すでに第5波が進行中」
また、
感染拡大について
日本医師会の
中川会長は、
記者会見で「すでに『
第5
波』が
進行していると
考えており、
しかも感染者数が
最も多かった『
第3
波』を
超える懸念が
ある。
感染力が
強い変異株による
急拡大の
危険性がある
今、
改めて基本的な
感染対策の
徹底を
お願いしたい」と
述べました。
ワクチン供給の見通しは
一方で、
新型コロナウイルスワクチンの
職域接種をめぐり、
河野規制改革担当大臣は
記者会見で、すでに
申請を
終えて
開始を
待っているすべての
企業や
大学などに対し、8
月中にワクチンの
供給を
始められるという
見通しを
示しました。
この中で、河野規制改革担当大臣は「申請済みの職域接種には、すべて、8月中にワクチンの供給を開始できる見込みとなった。8月2日の週に供給を始め、9日の週から接種できるようにしていきたい」と述べ、すでに申請を終えて開始を待っているすべての企業や大学などに対し、来月中にワクチンの供給を始められるという見通しを示しました。
一方で、一時休止している新規の受け付けは、依然として再開のめどは立っておらず、今後の状況をみながら検討すると説明しました。
また、河野大臣は10月上旬までに、12歳以上の人の8割が2回、接種するのに必要な量のワクチンを都道府県に供給するとして「自治体は『なるべく先まで見通しがほしい』ということだったが、8割まで見通しが立てば、相当、カバーできると思う」と述べました。
世田谷女性殺害事件前に“接近しない”上申書を警視庁に提出
東京・世田谷区で40歳の女性を刃物で切りつけるなどして殺害したとして交際相手だった30歳の容疑者が逮捕された事件で、容疑者が事件の3日前「女性に連絡したり接近したりしない」などとする上申書を警視庁に提出していたことが分かりました。しかし、その翌日には女性の自宅マンション付近をうろついているのが見つかっていて、警視庁は女性に対する強い執着があったとみて詳しく調べています。
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Source: NHK
356
Sep 3, 2025 05:09
中国きょう軍事パレード プーチン大統領やキム総書記出席へ
中国は日本との戦争に勝利して80年の記念日だとして、3日、首都・北京で軍事パレードを行います。ロシアのプーチン大統領や北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記も出席する予定で、欧米主導の国際秩序に対抗し、結束を示すものとみられます。
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Source: NHK
111
Sep 3, 2025 05:09
世田谷女性殺害事件仕事の休憩中1人でいる所襲われたか
1日、東京・世田谷区で韓国籍の40歳の女性を刃物で切りつけるなどして殺害したとして交際相手だった30歳の容疑者が逮捕された事件で、女性は仕事の休憩中に1人でいるところを襲われたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は容疑者が現場付近で女性を待ち伏せしていたとみて詳しく調べています。
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Source: NHK
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Sep 2, 2025 11:09
自民 森山幹事長 “退任し進退を石破首相に預ける”
自民党の森山幹事長は「両院議員総会」で、参議院選挙の敗北の責任を取りたいとして幹事長を退任し、進退を石破総理大臣に預ける考えを示しました。また鈴木総務会長と小野寺政務調査会長も石破総理大臣に辞任する意向を伝えました。
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Source: NHK
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Sep 2, 2025 17:09
自民両院議員総会開催へ臨時総裁選の是非問う手続きに
自民党は午後「両院議員総会」を開き、参議院選挙の総括が正式にまとまれば臨時の総裁選挙の是非を問う手続きに入ります。森山幹事長は総括がまとまった段階でみずからの責任を明らかにする考えを示していて、森山氏を含む党執行部の進退も焦点となります。
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Source: NHK
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Sep 2, 2025 11:09
臨時総裁選是非問う手続き開始 石破首相“辞任申し出預かる”
自民党は、参議院選挙の総括を受けて臨時の総裁選挙の是非を問う手続きを開始しました。一方、石破総理大臣は続投の意向を重ねて示し、森山幹事長などからの辞任の申し出は預かる考えで、執行部は当面、職務を続けることになる見通しです。
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Source: NHK
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Sep 3, 2025 05:09