ローマ
教皇庁は、
気管支炎で
入院中のローマ・カトリック
教会のフランシスコ
教皇について、
検査の
結果、
呼吸器の
感染症が
新たにわかり、
治療方法の
変更が
必要になったと
発表しました。
入院が
続く見通しとなり、
退院のめどは
明らかにされていません。
フランシスコ教皇は気管支炎にかかり、検査と治療のため今月14日からイタリアの首都、ローマの病院に入院しています。
ローマ教皇庁は17日、検査の結果、呼吸器の感染症が新たにわかったためこれまでの治療方法を変更するとした上で、病院での適切な治療が必要になったと発表しました。
今後も入院が続く見通しとなり、退院のめどは明らかにされていません。
教皇庁は17日夜、再び声明を発表し、フランシスコ教皇に熱はなく、容体は安定しているとしています。
フランシスコ教皇は、今月に入ってから体の不調を訴え「ひどいかぜにかかった」と話し、信者に向けた定例の会見では2週連続でメッセージを代読させていました。
おととしの3月には、呼吸器の不調で、病院に入院するなどここ数年は体調を崩すことも多く、88歳と高齢なため、健康状態に関心が高まっています。