全日空は
国際線のエコノミー
クラスの
機内食で
使っている
プラスチック製の
容器を、ことし8
月から、
砂糖をつくる
過程で
廃棄されていたサトウキビの
茎や
葉などを
原料とする
容器に
切り替えます。
機内食の容器は機内から出るプラスチックごみのおよそ3割を占めているということで、今回の取り組みでプラスチックごみを年間300トン余り削減できるということです。
全日空商品企画部の西村健マネージャーは、「プラスチック製品の利用が多く、対応にも時間がかかる機内食から着手したが、スピード感を持ってさらに見直しを進める」と話しています。
航空業界では日本航空も、飲み物を提供する際に手渡すストローやマドラーを紙製や木製に切り替えているほか、ほかの業界でも大手コンビニが弁当の容器をプラスチック製から紙製に切り替えるなど、企業の間でも脱プラスチックの動きが広がっています。