일본어 뉴스: 栃木那須塩原で豚の伝染病CSF＝豚熱 3万7000頭処分規模最大

栃木とちぎ那須塩原なすしおばらで豚ぶたの伝染でんせん病びょうCSF＝豚ぶた熱ねつ 3万まん7000頭とう処分しょぶん規模きぼ最大さいだい

Apr 17, 2021 21:04

Furigana

栃木とちぎ県けんは、17日にち夜よる、那須塩原なすしおばら市しにある2つの養豚ようとん場じょうで飼育しいくされている豚ぶたが、豚ぶたの伝染でんせん病びょうCSF＝豚ぶた熱ねつに感染かんせんしていることが確認かくにんされたと発表はっぴょうし、関連かんれんする養豚ようとん場じょうの豚ぶたもあわせ、およそ3万まん7000頭とうの殺や処分しょぶんを始はじめました。

栃木とちぎ県けんの発表はっぴょうによりますと、那須塩原なすしおばら市しにある2つの養豚ようとん場じょうから、死しぬ豚ぶたの数かずが増加ぞうかしたという連絡れんらくが16日にち寄よせられ、国くにの研究けんきゅう機関きかんなどが調しらべたところ、豚ぶたの伝染でんせん病びょうCSF＝豚ぶた熱ねつに感染かんせんしていることが17日にち、確認かくにんされました。

2つの農場のうじょうは経営けいえいは別べつで、豚ぶたの移動いどうなどはなかったということですが、立地りっち場所ばしょが近ちかく、周辺しゅうへんでは野生やせいのイノシシの豚ぶた熱ねつへの感染かんせんが複数ふくすう確認かくにんされていたということです。

県けんは、施設しせつの消毒しょうどくを行おこなうとともに、自衛隊じえいたいなどの協力きょうりょくを得えて、2つの養豚ようとん場じょうと、さらに同おなじ経営けいえいの別べつの施設しせつもあわせ、およそ3万まん7000頭とうの殺や処分しょぶんを17日にち夜よるから始はじめました。

養豚ようとん場じょうでの豚ぶた熱ねつの感染かんせんは、平成へいせい30年ねんに国内こくないで26年ねんぶりに確認かくにんされて以降いこうでは、栃木とちぎ県けんでは初はじめてで、今回こんかいの豚ぶたの殺や処分しょぶんの規模きぼは最大さいだいだということです。

今回こんかいの養豚ようとん場じょうの半径はんけい10キロ内ないには、ほかに13の養豚ようとん場じょうがありますが、すでにワクチンを接種せっしゅしているため、移動いどうや出荷しゅっかの制限せいげんは行おこなわないということです。

栃木とちぎ県けんの福田ふくだ富一とみいち知事ちじは会見かいけんで「管理かんり基準きじゅんの徹底てっていと防護ぼうご柵しがらみの設置せっちなどを徹底てっていしていた中なかで発生はっせいしたのは大変たいへん残念ざんねんだ。まん延まんえん防止ぼうしにつとめて対策たいさくを強化きょうかしていきたい」と述のべました。

国くにの疫学えきがくチーム感染かんせん経路けいろを調査ちょうさへ

栃木とちぎ県けんによりますと、豚ぶたの伝染でんせん病びょうCSF、豚ぶた熱ねつの感染かんせんが確認かくにんされた那須塩原なすしおばら市しの2つの養豚ようとん場じょうでは、イノシシや野鳥やちょうの侵入しんにゅうを防ふせぐ防護ぼうごネットを設置せっちし、ワクチンも接種せっしゅするなど、必要ひつような対策たいさくは行おこなっていました。

今後こんご、国くにの疫学えきがくチームが、感染かんせん経路けいろの調査ちょうさを行おこなうということです。