新型コロナウイルスの
感染が
急速に
拡大している
南米ブラジルでは、
一部の
地域で
プロサッカーリーグの
試合が
再開されましたが、
チームの
中には
再開前の
検査で
選手の8
割が
陽性と
判定される
など、
選手の
間でも
感染の
確認が
相次いでいて、
懸念の
声があがっています。ブラジルでは
貧困地区を
中心に
感染が
急速に
拡大していて、
感染者は
累計で100
万人を
大きく
超え、
歯止めがかからない
状況が
続いています。
こうした中、ブラジルでは、今月中旬から経済活動が段階的に再開されていて、リオデジャネイロでは先週から、国内のプロサッカーリーグの試合が再開されたほか、最大都市のサンパウロでも、22日から練習が再開されました。
しかし、各チームが再開前に検査したところ、サンパウロに本拠地を置く名門チームの「コリンチャンス」では、登録メンバー27人のうち21人が陽性と判定されるなど、多くのチームで選手の感染が相次いで確認されています。
また、サッカー元日本代表の本田圭佑選手が所属するチーム「ボタフォゴ」でも、所属選手5人の感染が確認され、試合を取りやめる事態となっています。
ブラジルでは、今後、各地でサッカーの試合が再開される予定で、選手の感染確認が相次ぐ中、専門家の間からは懸念の声があがっています。