気象庁が24
日発表した3
か月予報によりますと、7
月から9
月にかけての
平均気温は
全国的に
平年に
比べて
高く、
厳しい暑さになり
そうだということです。
マスクの
着用など過去にない
状況で
夏本番を
迎えることから、
例年以上に
熱中症への
対策が
必要です。
気象庁によりますと、
来月から9
月にかけて、
太平洋高気圧が
日本付近に
張り出しやすく、
西からは
上空のチベット
高気圧が
張り出す時期もあり、2つの
高気圧が
重なって
暑くなる見込みです。
このため、向こう3か月の平均気温は、全国的に平年より「高い」と予想され、厳しい暑さになりそうだということです。
また、降水量は全国的に「ほぼ平年並」と予想されています。
梅雨末期の7月にかけては例年、各地で豪雨災害が発生しており、改めて備えを確認してください。
そして、梅雨が明ける7月から8月にかけては、熱中症の搬送者数が急増し、去年は2か月間で全国で5万人以上が搬送され、100人余りが死亡しています。
特にことしは新型コロナウイルスの影響で、マスクによって体の熱が逃げにくくなったり、体が暑さに慣れていないおそれもあり、例年以上に熱中症への注意が必要です。
環境省などは、屋外で人と十分な距離があればマスクを外し、マスクをしている場合はなるべく激しい運動を避け、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をするよう呼びかけています。