新型コロナウイルスの40
代の
男性患者が30
日、
入院先の
埼玉県羽生市の
病院から
一時行方不明となったことが
分かり、
県は
男性の
詳しい足取りを
調べています。
埼玉県によりますと、30
日午後10
時ごろ、
羽生市の
羽生総合病院に
入院していた
新型コロナウイルスの40
代の
男性患者の
行方が
分からなくなったと、
病院から
県の
保健所に
通報がありました。
男性は病院を出たあとタクシーで春日部市の自宅に戻ったうえで自家用車で県内を移動していたということですが、31日午前、警察が川越市の入浴施設にいたところを見つけ、男性は県内の別の病院に入院したということです。
男性はこの入浴施設に1時間ほど滞在し、三郷市の勤務先も訪れていたということですが、今のところ濃厚接触者はいないとみられるということです。
県は男性の詳しい足取りを調べています。
男性は先月16日から入院していましたが、感染者専用の病棟の鍵を壊したうえで病院を抜け出したということで、県側の聞き取りに対し「仕事の進み具合が心配で抜け出した」と話しているということです。
県は「感染者が一時的に行方不明となったことは重大と受け止めている」と話しています。