「ジェフロイクモザル」は、中米などに生息し、体長よりも長いしっぽが特徴のサルでIUCN=国際自然保護連合がレッドリストで絶滅危惧種に指定しています。
日立市のかみね動物園では、オスとメスの2匹を飼育していて、ことし6月16日に2匹の間に赤ちゃんが誕生しました。生まれてからは落ち着いて過ごせるように母親と一緒に別室で育てられましたが、今月初めから公開が始まりました。
赤ちゃんは、お母さんのおなかにしっかりとつかまりながらおっぱいを飲む愛らしい姿をみせ、訪れた人たちを楽しませています。
動物園は、今後、性別がわかりしだい名前を決めたいとしています。
夫婦で訪れた30代の男性は「しがみついてる姿がかわいかったです。とても癒やされます」と話していました。
日立市かみね動物園の飼育員、山内直朗さんは「しっかり育っていて安心しています。今後も赤ちゃんの成長や育児の様子を見守ってもらいたいです」と話していました。