白鳥の
形をした
観光用のボートで
速さを
競う「スワンボートレース」が
栃木県日光市の
中禅寺湖で
行われました。
レースは
大正時代、
中禅寺湖に
避暑の
目的で
多くの
外国人などが
訪れ、
ヨットや
ボートでレースを
楽しんでいたことにちなんで、
毎年、
この時期に
開かれています。
スワンボートの定員は3人ですがことしは新型コロナウイルスの感染防止対策のため、乗るのを2人までに制限したほか、1回のレースに参加するボートの数を例年の半分の10そうに減らしてボートの消毒や参加者の検温を行うことにしたということです。
参加者は力強くペダルをこいで、スタート地点からおよそ200メートル先で折り返し、ゴールを目指していました。
風に流されるボートもありましたが、ゴールが近づくと、見守る仲間などから熱い声援が送られていました。
一人で参加した20歳の女性は「思った以上に疲れてしんどかったけれど、景色がきれいで楽しかったです」と話していました。
また子どもと参加した48歳の男性は「イベントが次々と中止される中、開催していただいたことに感謝して、早く新型コロナが収まることを祈りながら楽しみました」と話していました。