近くのキャンプ場で行方不明になっている小倉美咲さんの母親の小倉とも子さんが、3日午後、捜索が行われている現場近くで取材に応じました。
小倉さんは「今回、個人の特定ができなかったという連絡が警察から入り、完璧な結果は出ていませんが、率直な感想はほっとしたという思いでした。やはり私としては、美咲が無事に戻ってくると信じていますので、美咲のものではないという結果を祈りながら待ち続けたいと思います」と述べました。
小倉さんは3日、警察の担当者と会って、母方に遺伝するDNA型から血縁関係を調べる別の鑑定に向けた協力を行ったほか、先月29日の捜索で見つかった左足側の運動靴と靴下を写真で確認したということです。
小倉さんは見つかった靴下について「ピンク色のうさぎの柄の靴下でした。美咲は動物が好きだったので、動物柄の靴下がたくさん家にありましたが、全部持っていって照らし合わせたところ、美咲が持っていたものと同じ柄で、美咲のものだなと私の中では思いました」と話しました。
そのうえで「それでも私としては無事に戻ってくることを諦めたわけではない。美咲が無事に戻ってくることを信じています」と現在の心境を語りました。