世界最大規模の
市民マラソンの1つ、ニューヨークシティーマラソンが6
日、
新型コロナウイルスの
世界的な
感染拡大以降3
年ぶりにかつての
規模で
開催されました。
男子マラソンの
前日本記録保持者で、ことし2
月に
現役復帰を
発表した
大迫傑選手が、6
日、
現役復帰後初めて出場し、2
時間11
分31
秒の
タイムで5
位に
入りました。
男子マラソンの前の日本記録保持者で31歳の大迫選手は、去年の東京オリンピックで6位に入賞したあと引退しましたが、ことし2月に現役復帰すると発表していました。
再来年のパリオリンピック出場も見据える大迫選手は、復帰後初のマラソンとして6日のニューヨークシティーマラソンに出場しました。大迫選手は、2位集団でレースを進め、ペースが上がった中盤で引き離されますが、粘りの走りで順位を上げ、2時間11分31秒のタイムで5位に入りました。
このほかの日本勢は鎧坂哲哉選手が2時間12分12秒のタイムで6位でした。優勝は、2時間8分41秒のタイムでフィニッシュしたケニアのエバンス・チェベト選手でした。
世界最大規模の市民マラソン
ニューヨークシティーマラソンは
世界最大規模の
市民マラソンとして
知られていますが、
新型コロナウイルスの
世界的な
感染拡大を
受けておととしは
中止になり、
去年も
規模を
縮小しての
開催となりました。
ことしは3年ぶりにかつての規模での開催となり、6日、およそ150の国と地域から5万人以上のランナーが参加して行われました。マラソンはニューヨーク市南部にあるスタテン島がスタート地点で、市内にある5つの区すべてをとおり、マンハッタンのセントラルパークがゴールでした。
ランナーたちは沿道に集まった大勢の市民の声援を受けながらそれぞれのベストタイムを目指してニューヨークの街並みを駆け抜けていました。
ランナーの1人は「5万人規模のマラソンがニューヨークに帰ってきたエネルギーを感じます。参加するのは初めてですがとても興奮しています」と話していました。