アメリカの
トランプ大統領は、
北朝鮮のキム・ジョンウン(
金正恩)
朝鮮労働党委員長について、「
私は
彼が
好きだし、
彼も
私が
好きだ」と
述べたうえで、
2度目の
米朝首脳会談開催について、「
可能性は
高い」としました。
非核化をめぐる
米朝協議が
難航していることへの
懸念を
打ち消したいものとみられます。
トランプ大統領は20
日、
ロイター通信との
インタビューで、キム
委員長について、「
私は
彼が
好きだし、
彼も
私が
好きだ。
弾道ミサイルの
発射もない
し、
非常に
静かだ」と
述べ、
6月にシンガポールで
開催した
初の
米朝首脳会談でキム
委員長と
良好な
関係を
築いたと
強調しました。
そのうえで2度目の米朝首脳会談について、具体的な時期には触れなかったものの、「行う可能性は高い」と述べ、開催に意欲を示しました。非核化をめぐる米朝協議は難航していますが、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するボルトン大統領補佐官は19日、ポンペイオ国務長官が近く再び訪朝する見通しを明らかにしています。
トランプ大統領としては、北朝鮮の軍事挑発が止まっていることもみずからの成果だと位置づけ、2度目の首脳会談にも前向きな考えを示すことで、非核化が進んでいないことへの懸念を打ち消したいものとみられます。